◆マーケティング心理学まとめ

クルーゾフ効果とは?意味や具体例、マーケティングで使える方法までご紹介

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江波戸

会社員で複数のメディア統括をしている江波戸(えばと)です。(主にSEO担当)

Webマーケター兼ライターをしています。

「クルーゾフ効果ってどういう意味なんだろう…」

「クルーゾフ効果の具体例を知りたい!」

こんな疑問から解消します。

結論から言ってしまうと、「クルーゾフ効果」とは、光の明るさや色の組み合わせによって快適や不快などと感じる心理効果を言います。

つまり、1つの物でも光の演出によって物をきれいにはっきり見せたり、逆に陰気で寒々しい雰囲気に見せたりできるということです。

この記事では、「クルーゾフ効果」の意味と、色の微調整をすることでユーザーの購買意欲を高めさせる「クルーゾフ効果」を使ったマーケティング方法をご紹介します。

最後まで読むことで、色の使い方だけであなたが売りたい商品やサービスを売れるようにできるかもしれません!

読むのが面倒な方は…

※すぐにマーケティングで応用する方法を知りたい方は【「クルーゾフ効果」をマーケティングで活用する方法】をクリックでジャンプします。

この記事の内容
  1. 「クルーゾフ効果」の意味
  2. 「クルーゾフ効果」の具体例
  3. 「クルーゾフ効果」の英語表現
  4. 「クルーゾフ効果」を使ったマーケティング手法

「クルーゾフ効果」の意味

「クルーゾフ効果」の意味

江波戸

まず、クルーゾフ効果の意味について解説します。

クルーゾフ効果

読み:くるーぞふこうか

光の明るさや色の組み合わせによって快適や不快などと感じる心理効果。

「クルーゾフ効果」とは、光の明るさや色の組み合わせによって清潔感のあるはっきりとした印象を感じたり、また逆に陰気な暗い印象を感じるといった心理効果です。

光の度合を表す尺度を「色温度」といい、色温度は主に5つに分かれています。

色温度が高い順に

  1. 昼光食
  2. 昼白色
  3. 白色
  4. 温白色
  5. 電球色

の5つに分類されています。

色温度が低いと、穏やかな温かみのある印象に。

色温度が高いと白に近い温度となり、さわやかで明るい印象を与えます。

江波戸

あなたが表現したい雰囲気を演出できるようにしっかりと理解していきましょう!

「クルーゾフ効果」の由来

「クレーゾフ効果」に関係しているのは「色温度」と「照度」です。

色温度とは、照明などの高原が発する光の色の変化を表すための尺度のことです。

単位は熱力学的温度のK(ケルビン)を用いて表します。

色温度だけでなく、照度とも関連していることが実験で明らかにされています。

照度は、一般的に照明における指標として用いられていて単位はルクス、またはフォトで表します。

この「色温度」と「照度」との関係は、オランダの物理学者「Arie Andries Kruithof(クルイトフ)」が1941年にクルイトフ曲線を用いて発表しています。

「クルーゾフ効果」の具体例

「クルーゾフ効果」という心理用語は、具体的にどの場面で利用されているのかを解説していきます。

◆クルーゾフ効果はスーパーやデパートで使われている

例えば、スーパーマーケットやデパートの店内では、売り場ごとに異なる照明が使われています。

野菜や果物は新鮮でみずみずしい印象を与えたいので色がくっきりと見えるように、色温度は「昼白色~昼光色」の照明を使っています。

また、同じ食品でも焼きたてや作りたてを連想させるために、パンやお惣菜には「暖色系の電球色」が使われています。

他にも、化粧品売り場の照明では、やわらかい印象を与える「昼白色」を用いることで表情を明るく見せながらシミやシワが目立たないようにしているのです。

「クルーゾフ効果」の類語・言い換え表現

「クルーゾフ効果」には以下の類語・言い換え表現があります。

  • 色温度と照度の関係

それでは解説していきます。

「色温度と照度の関係」

クルイトフ曲線

出典:ゼウス

色温度と照度の関係

読み:いろおんどとしょうどのかんけい

ある製品や事柄に、大勢がそれを支持や賛同しているときに、その製品や事柄への支持、賛同がとても高くなるという心理効果。

「色温度と照度の関係」とは、効果の度合によって人に影響を与え、人の状態や行動に印象や雰囲気付をするために建築やインテリアなどの設計業務で使われている心理効果です。

照明の明るさや色で心理を考慮した設計が行われており、その効果を発揮しています。

江波戸

「クレーゾフ効果」は「色温度と照度」がとても関係していますので一緒に覚えておきましょう!

「クルーゾフ効果」の英語表現

「クルーゾフ効果」は英語表記で”Kruithof effect”と表記します。

「Kruithof」とはクルイトフと呼び、クルイトフ曲線を発表した人物からきています。

そこからクルーゾフと呼ばれるようになっているようです。

「クルーゾフ効果」を使ったマーケティング手法

江波戸

続いて、「クルーゾフ効果」を使ったマーケティング手法をご紹介します!

「クルーゾフ効果」を活用できれば、購買意欲をそそるような心理的な仕掛けを盛り込むことが可能です。

つまり、あなたが売りたい商品やサービスが売れるようになるかもしれないということです。

例えば、

  • 目玉商品の棚は他よりも明るくする
  • 店を奥を明るくして入りやすい雰囲気を作る

などの方法を取り入れるのがおすすめです。

ブロガーやサイト運営者、広告をやっている方は以下の色を使うと良いとされているのをご存知でしょうか?

カラーマーケティング
  • 赤…気持ちを高める、熱や温かさを感じさせる
  • 青…気持ちをリラックスさせる、集中力を高める
  • 緑…ストレスを減らす、心を癒す
  • オレンジ…陽気な気分にする、親しみが生まれ仲間意識を高める
  • 白…清潔な印象を与える、気分を一新させる
  • 黒…物を実際よりも重く感じさせる、強さを感じさせる
  • 紫…ヒーリング効果がある、感性を刺激する
  • ピンク…愛情が欲しくなる、幸せな気持ちになる
  • 茶色…安定感を与える、緊張を和らげる
  • 灰色…控えめな印象を与える、上品さを感じさせる
  • 黄色…喜びや希望を与える、判断力を高める

引用元:https://www.cardservice.co.jp/netshop-tips/sales/014.html

このように色で読者や消費者に与える印象をコントロールすることができるのも事実として検証されています。

これを「カラーマーケティング」と言いますが、色彩をうまく使うことで消費行動に影響を与ることができるのです。

文字色や装飾もそうですが、サイト全体の配色にもかなりこだわると良いでしょう。

配色のコツですが、

サイトデザインでは、

  • ベースカラー
  • メインカラー
  • アクセントカラー

の3つの色を使用することがほとんど。

その配分率は、およそ

  • ベースカラー:70%
  • メインカラー:25%
  • アクセントカラー:5%

にするのが最もバランスが良いサイトデザイン構造であると言われています。

「ベースカラー」とは

「ベースカラー」は配色の中で最も広い面積を占める色です。

つまり、サイトの基本となる色のことです。

配色の割合で言うと、「白」が使われることが最も多く、次に「黒」、「グレー」などが使用されています。

「メインカラー」とは

「メインカラー」は最も主張したいテーマ色です。

つまり、サイトのテーマとして推したい色ですね、このサイトで言うと「赤」です。

先ほどご紹介したカラーマーケティングを駆使して、「青」、「緑」、「オレンジ」などの色の特徴を考慮し、3つのどれかをメインカラーに選ぶことをおすすめします。

「アクセントカラー」とは

「アクセントカラー」は、読者や消費者に注目してもらいたいポイントに使用する色。

このアクセントカラーは、メインカラーの反対色(補色)を選ぶのが良いとされています。

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ブログなどのサイトでは「カラーマーケティング」を考えることがとても大切です!

あなたが売りたい商品やサービスを考慮し、配色のバランスを考えるようにしましょう。

伝えたい訴求や、売上(成果)につながる色を使い分けてみることをABテストなどでしてみるのも良いかもしれませんね!

「クルーゾフ効果」を使ううえで注意すべきこと

「クルーゾフ効果」は環境や商品によって光の明るさや色の組み合わせを分けることで快適な印象を与えることができます。

しかし、イメージを全面的に出しすぎてしまうと逆効果となります。

ユーザーにとって快適と感じる照明を考えて快適で自然な雰囲気作りをしましょう。

補足|「クルーゾフ効果」と一緒にマーケティングで使える心理学

ここでは、「クルーゾフ効果」と一緒にマーケティングで使うと効果的な心理学をご紹介します。

「クルーゾフ効果」は収益UPに効果的な心理学なので、さらに収益UPにつなげることのできる心理学を以下にまとめたのでぜひ参考にしてください!

「暗黙の強化」


「暗黙の強化」とは、その対象の比べる相手を批判することで、その対象を褒めたことになるという心理効果。 暗黙の強化とは?意味や具体例、マーケティングで使える方法までご紹介

「松竹梅の法則」


「松竹梅の法則(極端の回避性)」とは、三段階の選択肢があったときに、たいていの人は真ん中を選ぶという心理効果。 松竹梅の法則(極端の回避性)とは?意味や具体例、マーケティングで使える方法までご紹介

「コントラスト効果(対比効果)」


「コントラスト効果(対比効果)」とは、2つ以上のものを比べたときに差があると、実際の差よりも大きく差が感じられる心理効果。 コントラスト効果(対比効果)とは?意味や具体例、マーケティングで使える方法までご紹介

「クルーゾフ効果」


「クルーゾフ効果」とは、光の明るさや色の組み合わせによって快適や不快などと感じる心理効果。 クルーゾフ効果とは?意味や具体例、マーケティングで使える方法までご紹介

「摂取性同一視」


「摂取性同一視」とは、不快感や嫌な体験の記憶を弱めて、人間の心理的に安定するように働く「防衛機制」の一種のこと。 投影性同一視とも呼ばれる摂取性同一視とは?意味や具体例、マーケティングで使える方法までご紹介

「文脈効果」


「文脈効果」とは、次の4つの「知覚」「認知」「言語」「記憶」に関する概念で、その前後関係から対象となる刺激の知覚過程に影響をもたらす心理効果。 文脈効果とは?意味や具体例、マーケティングで使える方法までご紹介

「ディドロ効果」


「ディドロ効果」とは、自分が気に入った商品やサービスを購入すると、その他のものも気に入った商品に合わせた雰囲気のもので統一したくなるという心理効果。 ディドロ効果とは?意味や具体例、マーケティングで使える方法までご紹介

「ブーメラン効果」


「ブーメラン効果」とは、誰かを説得しようとすると、説得されようとした側の人の態度が硬化して逆に反発してしまうという心理効果。 ブーメラン効果とは?意味や具体例、マーケティングで使える方法までご紹介

「権威への服従原理」


「権威への服従原理」とは、ミルグラム効果とも言われるもので、人は権威性のある人の言動を見聞きしたときに「それが正しい」と思ってしまうという心理効果。 権威への服従原理の意味は?例・マーケティングで使える方法までご紹介

「気分一致効果(感情一致効果)」


「気分一致効果」とは、情報を受け取る側はその時の気分や状況によって、同じ情報でも受け取る印象が変わるという心理効果。 気分一致効果の意味は?例・マーケティングで使える方法までご紹介!

「噴水効果」


「噴水効果」とは、さいしょに読み手が喜ぶものを見せることで、他の商品やサービスの露出を増やすことができるという心理効果。 シャワー効果とも呼ばれる噴水効果とは?意味や具体例、マーケティングで使える方法までご紹介

「吊り橋効果」


「吊り橋効果」とは、別名「吊り橋理論」とも呼ばれ、吊り橋の上のような不安や恐怖を感じる場所で出会った人同士が一緒に時間を過ごしたことにより、恋愛感情を抱きやすくなるという心理効果。 吊り橋効果(吊り橋理論)とは?意味や具体例、マーケティングで使える方法までご紹介

「一貫性の原理」


「一貫性の原理」とは、「自分の態度や発言、行動に一貫性を持たせたい!」という心理効果。 一貫性の原理とは?意味や具体例、マーケティングで使える方法までご紹介

「テンション・リダクション効果」


「テンション・リダクション効果」とは、購入時の決断や困難な目標を達成した直後、緊張が緩んだ状態になるという心理効果。 テンション・リダクション効果の意味は?マックやレストランの例、マーケティングで使える方法までご紹介

「保有効果」


「保有効果」とは、何かが自分のものになったときに、入手する前よりも高い価値を感じる心理効果。 保有効果の意味は?恋愛・マーケティングで使う方法や論文をご紹介

「バーナム効果」


「バーナム効果」とは、誰にでも当てはまりそうなことを、あたかも自分にピッタリ言われているかのように言われるように感じる心理効果。 バーナム効果の意味は?占いや血液型で使われている例、マーケティングで使える方法までご紹介

「ウインザー効果」


「ウインザー効果」とは、何かを直接伝えられるよりも、第3者から間接的に伝えられた方が信憑性は高まるという心理効果。 【心理学】ウィンザー効果の意味は?具体例やマーケティングで使う方法までご紹介

「初頭効果」


「初頭効果」とは、ヒトは相手を第一印象で認識してしまう傾向があるという心理効果。 【心理学】終末効果とも呼ばれる初頭効果の意味は?具体例やマーケティングで使える方法までご紹介

「ザイアンス効果」


「ザイアンス効果」とは、繰り返しその商品やサービスなどに接触することで、好意や印象、興味が高まるという心理効果。 【心理学】ザイアンス効果(単純接触の法則)の意味は?恋愛や営業、マーケティングで使う具体例を解説

「ストループ効果」


「ストループ効果」とは、文字意味と文字色を同時に目にするふたつの情報が干渉しあうという心理効果。 ストループ効果とは?日常生活やトイレ、ゲームで使われている例からマーケティングで使える方法までご紹介

「フォールス・コンセンサス効果」


「フォールス・コンセンサス効果」とは、自分の意見や判断が正しいと思い込み、周りの人も同じような意見や判断を下すと錯覚してしまう心理効果。 【心理学】フォールス・コンセンサス効果とは?意味や具体例、マーケティングで使う方法から論文までご紹介!

「親近効果」


「親近効果」とは、終盤に与えられた情報でその人の印象や行動が決定されやすいという心理効果。 【心理学】親近効果の意味は?恋愛やマーケティングで使う例を解説!初頭効果もご紹介!

「カウントダウン効果」


「カウントダウン効果」とは、期限を知らせると人はつい行動してしまうという心理効果。 【心理学】カウントダウン効果とは?意味や緊急性を煽る例、マーケティングで使える方法までご紹介

「クレショフ効果」


「クレショフ効果」とは、同じ画像や映像でも、その前に見たものによって受ける印象が変わるという心理効果。 クレショフ効果の意味は?CM・恋愛で使われている例やマーケティングで使う方法を解説【論文付き】

「レストルフ効果」


「レストルフ効果」とは、似たような商品が並んでいる場合、他の商品より特徴的な商品が記憶に残りやすいという心理効果。 【心理学】フォン・レストルフ効果(孤立効果)とは?意味やマーケティングの例、論文まで紹介

「コンコルド効果」


「コンコルド効果」とは、ある対象について将来の損失になると分かっていても、今までの金銭的・時間的・精神的投資(コスト)を惜しんで投資をやめられなくなる心理効果。 コンコルド効果(サンクコスト)とは?意味や恋愛・UFOキャッチャー・マーケティングで使える例を紹介!

まとめ|「クルーゾフ効果」で消費者の購買意欲を高めよう!

さいごに、この記事でお伝えしたことをまとめると以下の通りです。

まとめ
  • 「クルーゾフ効果」とは、光の明るさや色の組み合わせによって快適や不快などと感じる心理効果。
  • 「クルーゾフ効果」は英語表記で”Kruithof effect”と表記。
  • 「クルーゾフ効果」をマーケティングで活用すると、あなたが売りたい商品やサービスが売れるようになるかもしれない。

「クルーゾフ効果」は清潔感や温かみのある印象を与えたり、逆に暑苦しい雰囲気や陰気な印象を与えれる心理効果です。

照明は場の雰囲気を決める重要なポイントなので、色温度を理解して目的に合った快適な環境を作るようにしましょう。

集客率があがったり、購買意欲をそそるなどの効果が期待できるのでぜひこの心理効果を応用しましょう!

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