◆マーケティング心理学まとめ

【心理学】エッジ効果とは?意味やレストランの例、マーケティングで使える方法までご紹介

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江波戸

会社員で複数のメディア統括をしている江波戸(えばと)です。(主にSEO担当)

Webマーケター兼ライターをしています。

「エッジ効果とは?どういう意味なんだろう…?またマーケティングで使う方法も知りたい!」

こんな疑問を解消します。

結論から言ってしまうと、「エッジ効果」とは、レストランや喫茶店ですみや端にいると心理的に落ち着くという心理効果を言います。

あなたもお店の中央の席だとなんとなく落ち着かないといった経験はありませんか?

もし、中央だと落ち着かないという方は「エッジ(縁)」の方が安全だと感じてしまう心理効果が働いているのが理由です。

この記事では、「エッジ効果」の意味や具体例、「エッジ効果」を使ったマーケティング手法をご紹介します。

この記事を読むことで、客が落ち着ける場所を提供することができ、集客率がグンっと上がるに違いないです。

読むのが面倒な方は…

※すぐにマーケティングで応用する方法を知りたい方は【「エッジ効果」をマーケティングで使う方法】をクリックでジャンプします。

「エッジ効果」の意味

<画像>エッジ効果

江波戸

まず、エッジ効果の意味について解説します。

エッジ効果

読み:えっじこうか

レストランや喫茶店ですみや端にいると心理的に落ち着くという心理効果。

「エッジ効果」とは、あなたが位置する場所が外部環境による何らかの影響を受け心理作用が働くという心理効果を言います。

自由に席を選べるとしたら、中央の席に行く人よりも端や際に行きたがる人の方が多いはずです。

このように、どんなお店でも中央の席より窓際や壁側の方が心理的に落ち着くことを「エッジ効果」と言います。

この「エッジ効果」は生物としての防衛反応で、安全な場所が落ち着く場所となっているため働きます。

開放的な場所だと四方から襲われる可能性があり、背後に壁や窓を置くことで前方だけに注意すればよくなります。

空間を捉えるときに身を守る防衛反応が無意識のうちに、安全を確保できるところを探しているのです。

「エッジ効果」の由来

<画像>由来

「エッジ効果」は人間の防衛本能で働く心理効果です。

動物は元来、無意識のうちに敵から身を守り命をつないできました。

こういった動物として、受け継がれてきた本能はさまざまな学者が研究されていて「エッジ効果」にとても関係していると言えます。

「エッジ効果」の類語・言い換え表現

<画像>類語・言い換え表現

「エッジ効果」の類語・言い換え表現には以下があります。

  • エッジエフェクト
  • 周縁効果

上記の2つの言葉もエッジ効果と同様の意味を持ちます。

改めてお伝えしますが、「エッジ効果」は無意識のうちに安全な場所を探す心理効果を言います。

この「エッジエフェクト」と「周縁効果」は「エッジ効果」と同じ意味を持つので一緒に覚えておきましょう!

「エッジ効果」の英語・英語例文・英語表現

<画像>英語表現

「エッジ効果」を英語表記すると”edge effect”と表記します。

「エッジ効果」は英単語の「edge」と、効果の意味を持つ「effect」から由来している名前ですが、「edge」にはどういう意味があるのでしょうか?

「edge」は以下の意味を持ちます。

  • ふち・へり・はし
  • 刃物の刃
  • 比喩的に鋭い感覚

以下では、「edge」を使った英文をご紹介します。

<例文>

  • put an edge on a knife.(ナイフに刃を付ける)
  • the edge on the seat.(座席の隅)

「エッジ効果」の具体例

<画像>具体例

「エッジ効果」という心理用語は、具体的にどの場面で利用されているのかを解説していきます。

◆エッジ効果はレストランなどで使われている

<画像>端に座りたくなるエッジ効果の例

レストランでは、窓側、壁側の席が最初に埋まり、中央の席は最後まで人気がありません。

他にも、

  • 夜景が見える高層ビルのレストラン
  • 海辺のレストラン

上記のようなお店が人気なのは際で居心地が良いという「エッジ効果」が働いているからです。

ただ店内に集客できなければ意味がないですよね?

そこで、「バンドワゴン効果」と「マグネット効果」を使えば効果的な集客方法がわかりますよ!

【図解で解説】日本人が敏感なバンドワゴン効果とは?意味や具体例、広告・マーケティングで使う方法までご紹介 【心理学】マグネット効果とは?意味や英語表現、スーパーやFXで使われている例をご紹介

「エッジ効果」をマーケティングで使う方法

<画像>マーケティングで使う方法

江波戸

続いて、「エッジ効果」を使ったマーケティング手法をご紹介します!

「エッジ効果」はとくに以下のような場所で使いやすい心理効果です。

  • 飲食店
  • カフェ
  • コワーキングスペース
  • オフィス

本能的に端やすみを好むという「エッジ効果」を活用して、人が落ち着きやすい空間を作り出すことが重要です。

例えば、パーテーションや観葉植物を利用して、エッジを作るなどの工夫を凝らすといいでしょう。

上記のような対策で外部環境を良い環境にすれば、気に入ったリピーターが再来店する確率も上がり、集客率を高めることができます。

江波戸

デザインや雰囲気のいいお店だけでは売上には繋がらないので、集客の心理を勉強して意図的に良い環境を作りましょう!

「エッジ効果」を使ううえで気を付けること

<画像>注意すべきこと

「エッジ効果」を活用して集客率をあげるマーケティング手法をご紹介しましたが、それと同時に気を付けるべきことがあります。

それは、パーテーションや観葉植物を使ってエッジを作りすぎないということです。

お店がもともと大きくない場合、必要以上にたくさんのエッジを作ってしまうとお店が狭く見え、窮屈に感じてしまいます。

違和感を抱かせてしまうと「エッジ効果」が逆効果になってしまうので心地の良い環境を作りだすことを意識していきましょう。

まとめ|「エッジ効果」を活用して集客率をあげよう

<画像>この記事のまとめ

さいごに、この記事でお伝えしたことをまとめると以下の通りです。

まとめ
  • 「エッジ効果」とは、レストランや喫茶店ですみや端にいると心理的に落ち着くという心理効果。
  • 「エッジ効果」はレストランなどで使われている。
  • 「エッジ効果」は英語表記で”edge effect”と表記。
  • 「エッジ効果」をマーケティングで活用すると、気に入ったリピーターが再来店する確率も上がり、集客率を高めることができる。

「エッジ効果」は端やすみが落ち着くという心理効果です。

こういった心理効果を意図的に汲み取り、どの場所にエッジがあれば落ち着くのか考えてみましょう。

パーテーションや観葉植物でエッジを作り客が落ち着ける工夫を凝らすと集客率も上がります。

人間の本能は安心して落ち着ける席を求めるため、この習性をうまく利用していきましょう!