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「ディドロ効果」の意味や語源とは?具体例やマーケティングで使う方法、論文なども解説

江波戸

江波戸(えばと)です。

Webマーケター兼ライターをしています。

「ディドロ効果」は、ビジネスやマーケティングなどさまざまな状況下で使われている心理学用語です。まず結論から言ってしまうと、「ディドロ効果」とは、自分が気に入った商品やサービスを購入すると、その他のものも気に入った商品に合わせた雰囲気のもので統一したくなるという心理効果を言います。

この記事では、「ディドロ効果」の意味や語源などを解説しながら、具体例やマーケティングで活用する方法、英語、論文などを紹介します。

江波戸

ディドロ効果をうまく使うことで、顧客単価がアップしたり、リピーターの獲得につなげることができます。

読むのが面倒な方は…

※すぐにマーケティングで応用する方法を知りたい方は【「ディドロ効果」をマーケティングで活用する方法】をクリックでジャンプします。

この記事の内容
  • ディドロの重要性
  • 意味と由来(語源)
  • 英語、英語例文、英語表現
  • 具体例
  • マーケティングで使う方法
  • 論文

上記の流れでご紹介していきます。

「ディドロ効果」の口コミ・評判

以下のように、ブロガーやインフルエンサーがディドロ効果について解説している発信が多いように見受けられました。

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ディドロ効果はさまざまな状況下で使われる心理学なのでぜひ覚えておきましょう!

「ディドロ効果」の意味とは?

<画像>「ディドロ効果」の意味

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まず、ディドロ効果の意味について解説します。

ディドロ効果

意味:自分が気に入った商品を購入すると、その商品やサービスに合わせた雰囲気の物で統一したくなるという心理学。

「ディドロ効果」の意味は、「関連商品を次から次へと買い揃えたくなる」

「ディドロ効果」とは、自分が気に入った商品を購入すると、その商品やサービスに合わせた雰囲気の物で統一したくなるという心理学を言います。

資本主義では、「消費拡大の心理効果」の意味を持ちます。

「ディドロ効果」の語源と由来

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ディドロ効果の語源と由来は以下の通りです。

この「ディドロ効果」は、フランスの思想家の「ドゥニ・ディドロ」が書いたエッセイにちなみ、文化人類学者である「グラント・マクラッケン」によって定義されたものです。

エッセイ中の「所有者・環境の調和を求めて次々に物を消費する心理効果」として「ディドロ効果」と呼ばれるようになりました。

補足情報

このエッセイは「私の古いガウンを手放したことについての後悔」というエッセイです。

またディドロ効果を体験した人は「ドゥニ・ディドロ」で定義したのは「グラント・マクラッケン」です。

少しややこしいので覚えておきましょうね!

「ディドロ効果」の英語・英語表現

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次に「ディドロ効果」がどのように英語で表現されているのかを解説します。

「ディドロ効果」を英語表記で「diderot effect」

「ディドロ効果」を英語表記で”diderot effect”と表記します。

「diderot effect」はフランスの哲学者であるドュニ・ディドロのディドロ(Diderot)と効果の意味を持つ「effect」から成り立ちます。

「ディドロ効果」の具体例

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次に、「ディドロ効果」の具体例をご紹介します。

同じ系統に揃えてしまう事例

例えば、お花屋さんに行き、好みの花瓶を買った後に、部屋のインテリアを花瓶に合わせたものに変えてしまう。

スポーツショップに行き、ジョギングを始めようとしてシューズを買ったが、トレーニングウェアなどもすべてシューズの系統に合わせて揃えてしまう。

こういったのがディドロ効果が働いている実例になります。

補足情報

とくに最近では「無印商品」でディドロ効果が使われています。

無印商品の商品はほとんどがシンプルですよね。

ただ意外と高価ではありませんか?

しかし、無印商品で売られている商品は全て同じ系統の商品なので、一つの商品を買うと他の商品も無印商品で買って統一したくなってしまうはずです。

これがうまくディドロ効果が使われている例で、高価ながらもシンプルで統一性を持った商品を揃えることで無印商品というブランドが成り立つのです。※IKEAも同様です。

ビジネスシーンで使われている事例

ディドロ効果は、ファッション、家具などのインテリア、ゲームなどのさまざまなビジネスシーンにおいて利用されています。

とくにファッションやインテリア雑貨などは、ブランド全体で統一感があるのでわかりやすい例でしょう。

ブランドを構築できれば、リピート客が高くなり、顧客単価が高くなります。

 

「ディドロ効果」をマーケティングで活用する方法

江波戸

これまで説明したことをマーケティングで活用する方法を解説します。

ファンやリピーターを獲得できる

このディドロ効果を使うことにより、ファンやリピーターを獲得することができます。

一般的な方法では、セットやシリーズで商品を用意すると良いでしょう。

そうすることで、顧客単価をあげることができます。

ニトリなどの大型家具店の例

例えば、ニトリなどの大型家具店をイメージしてください。

大型家具店で共通していることは、部屋丸ごとをコーディネートし、さまざまなインテリアが一緒に展示されていることです。

アパレルの例

次に、アパレルショップをイメージしてください。

マネキンを使ってトータルコーディネートがされているのがイメージできると思います。

これらは、「ディドロ効果」を利用して、何か1つでも気に入った商品とセットで購入してもらおうとしている戦略なのです。

つまり、商品をまとめて販売すると効果的なのです。

さらに、セット化して販売するのも良いのですが、あえて小分けにすることで、ファンやリピーターの獲得ができるようになるでしょう。

「ディドロ効果」を動画で学ぶ

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次に、ディドロ効果をわかりやすく説明している動画をご紹介します。

もし、ここまで読んでいただいて「さらにディドロ効果を知りたい!」という方は以下の動画も参考にしてくださいね!


以上が、ディドロ効果を学ことができる動画です。

「ディドロ効果」の論文

最後に、「ディドロ効果」の論文をまとめておきます。

ぜひ参考にしてくださいね!

なぜ人は消費するのか

著者情報

名前:松井 剛
所属:一橋大学
収録刊行物:一橋大学

◆この論文をチェックする

論文を見る

まとめ|「ディドロ効果」とは、自分が気に入った商品を購入すると、その商品やサービスに合わせた雰囲気の物で統一したくなるという心理学。

<画像>この記事のまとめ

さいごに、この記事でお伝えしたことをまとめると以下の通りです。

まとめ
  • 「ディドロ効果」とは、自分が気に入った商品を購入すると、その商品やサービスに合わせた雰囲気の物で統一したくなるという心理学
  • 「ディドロ効果」は、フランスの思想家の「ドゥニ・ディドロ」が書いたエッセイにちなみ、文化人類学者である「グラント・マクラッケン」によって定義
  • 「ディドロ効果」を英語表記で”diderot effect”と表記

ディドロ効果を使って顧客単価をあげることができるので、ぜひマーケティングで活用してみてくださいね!