◆マーケティング心理学まとめ

【心理学】ウィンザー効果の意味は?具体例やマーケティングで使う方法までご紹介

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江波戸

会社員で複数のメディア統括をしている江波戸(えばと)です。(主にSEO担当)

Webマーケター兼ライターをしています。

「ウィンザー効果の意味ってなんだろう…?」

こんな疑問を解消します。

まず結論から言ってしまうと、「ウィンザー効果」とは、何かを直接伝えられるよりも、第三者から間接的に伝えられた方が信憑性は高まるという心理効果を言います。

例えば、商品の評価を販売者から聞くよりも、周りの知人から「あの商品は役に立つよ〜!」と聞いた方が商品への信頼度が増しませんか?

上記のように効果や特徴、強みなどをユーザー(読み手)に間接的に伝えて信頼を勝ち取る方法が、ウィンザー効果なのです。

この記事では、「ウィンザー効果」の意味や具体例、マーケティングで使う方法をご紹介します。

「ウィンザー効果」を使って口コミを掲載することで、信頼性が増して、売り上げが増加するでしょう!

読むのが面倒な方は…

※すぐにマーケティングで応用する方法を知りたい方は【「ウィンザー効果」をマーケティングで使う方法】をクリックでジャンプします。

「ウィンザー効果」の意味

<画像>ウインザー効果

江波戸

まず、ウィンザー効果の意味についてご紹介します!

ウィンザー効果

読み:うぃんざーこうか

何かを直接伝えられるよりも、第三者から間接的に伝えられた方が信憑性は高まる心理効果。

「ウィンザー効果」とは、何かを直接伝えられるよりも、第三者から間接的に伝えられた方が信憑性は高まるという心理効果を言います。

身近な言葉で置き換えると、「口コミ」や「レビュー」などの第三者から間接的に伝えられた情報は、より信憑性や信頼感が増すという心理効果です。

例えば、食べログなどの口コミサイトでウィンザー効果が使われています。

どこのカフェや居酒屋、レストランがおすすめなのかを知りたいときに、その口コミが「匿名」であっても第三者からの情報は信頼していますよね。

これがウィンザー効果です。

「ウィンザー効果」の由来

<画像>由来

「ウィンザー効果」の由来は、作家アーリーン・ロマネスのミステリー小説である「伯爵夫人はスパイ」の中の登場人物が由来となっています。

その登場人物の中の「ウィンザー伯爵夫人」のセリフで「第三者の褒め言葉がどんな時も一番効果があるのよ、忘れないでね」というセリフがあります。

これが「ウィンザー効果」の由来になりました。

伯爵夫人はスパイ」の小説が気になる方はAmazonで購入できるので、ご覧になさってくださいね!

参考 伯爵夫人はスパイAmazon

「ウィンザー効果」の実証実験

<画像>実証実験について

ウィンザー効果の実証実験を1970年代にジョン・グッドマンの「口コミの波及効果」調査をもとにご紹介します。

この調査は、コカ・コーラ社を対象に行った調査結果です。

まず、苦情処理の結果として、消費者の4〜5人は「企業側の回答対応に満足した」という口コミがされました。

次に、消費者の9〜10人は「企業側の回答対応に不満があった」という口コミをされました。

つまり、企業側の対応がに満足している消費者よりも、対応に不満があった消費者の口コミが満足した口コミの倍近くまで増加したのです。

不満があったというような悪い口コミは、さらに他の消費者へ影響を及ぼし、口コミが増加していったのです。

実験の結果として、好意的な口コミよりも、非好意的な口コミの方が影響力を持つので、連鎖していくということがわかりました。

「ウィンザー効果」の類語・言い換え表現

<画像>類語・言い換え表現

「ウィンザー効果」の類語・言い換え表現には、以下があります。

  • バンドワゴン効果

それでは解説していきます。

「バンドワゴン効果」の意味

バンドワゴン効果

読み:ばんどわごんこうか

1つの選択肢を大勢が選んでいたら同じ選択肢をさらに選ぶ人が増加するという心理効果。

「バンドワゴン効果」とは、1つの選択肢を大勢が選んでいたら同じ選択肢をさらに選ぶ人が増加するという心理効果を言います。

みんなが購入している、みんなが高評価しているなど世の中の流行りや周りの評価を判断材料にしてしまいます。

日常的にさまざまな場面で働いている「バンドワゴン効果」はマーケティングや広告で応用することができるので理解しておきましょう。

バンドワゴン効果」を詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてくださいね!

【図解で解説】日本人が敏感なバンドワゴン効果とは?意味や具体例、広告・マーケティングで使う方法までご紹介

「ウィンザー効果」の対義語・反対語

対義語・反対語

「ウィンザー効果」の対義語・反対語はありません。

「ウィンザー効果」の英語・英語例文・英語表現

英語表現

「ウィンザー効果」の英語表記は”windsor effect”と表記します。

「windsor」は作家アーリーン・ロマネスの「伯爵夫人はスパイ」というミステリー小説のウィンザー伯爵夫人から由来されており、「effect」は効果の意味を持ちます。

以下では、「windor effect」を使った英文をご紹介します。

<例文>

  • The windsor effect is one of the best known phenomena in cognitive psychology.(ウィンザー効果は、認知心理学で最も知られている現象の一つです。)

「ウィンザー効果」の具体例

具体例

「ウィンザー効果」という心理用語は、具体的にどの場面で利用されているのかを解説していきます。

それぞれを詳しくご紹介します。

「ウィンザー効果」は恋愛で使われている

恋愛でウィンザー効果は使われています。

例えば、恋人に「あなたのことが好きです。」と本人から直接言われるよりも、恋人の知り合いから「あいつは君の話ばっかりしていて、相当好きみたいだよ!」と言われる方が嬉しく思うはずです。

知り合いという第三者から言われることで、より信頼感が増しますよね。

これが恋愛でウィンザー効果が使われている例です。

ウィンザー効果」を恋愛で使う方法を具体的に知りたい方は以下の記事を参考にしてくださいね!

【恋愛心理学】ウィンザー効果で恋愛を有利に運ぶ方法を解説!

「ウィンザー効果」は食べログで使われている

まず、食べログを知らない方にどんなサービスなのかをご紹介すると、居酒屋やカフェ、レストランなどの口コミが掲載されているグルメサイトです。

食べログは第三者の口コミを匿名でも書き込みができる口コミサイトでもあるので、ウィンザー効果がたくさん取り入れられているサイトです。

食べログのウィンザー効果の特徴は以下の通りです。

  • 利害関係のない第三者が匿名でも口コミの書き込みができる
  • 評価・口コミをしている利用者が多い
  • 評価・口コミをしているユーザーの情報が掲載されているので、その人の情報も知ることができ、信頼性が増す

上記のように、信頼性や信憑性が高まるウィンザー効果の要素が多く取り入れられています。

また、メリットな情報だけでなく、デメリットな情報も細かく掲載されていることから、より信憑性が高まっている口コミになっています。

「ウィンザー効果」をマーケティングで使う方法

マーケティングで使う方法

「ウィンザー効果」をマーケティングで使う方法は以下の2つが代表的です。

それでは、1つずつ解説していきます。

口コミを使ったウィンザー効果

「口コミ」がウィンザー効果をもっとも発揮します。

現在は、口コミで何もかも宣伝する時代です。

現在、価格ドットコムや@cosme、食べログのように多くの口コミサイトがあります。

運営サイトや販売者からの情報よりも、その商品やサービスに関わりのない第三者からの情報の方が心理上の信憑性が増しますよね。

このように不特定多数の人からの口コミというものはユーザー(読み手)も気になるうえに、信頼度を上げることができるのです。

一見、「口コミを導入するのってコストがかかるし、ブロガーには無理じゃん!」と思う方もきっといるはずです。

しかし、ツイッターのツイートはある種、口コミとして使うことができるのです。

たとえば、以下のようなツイートを脱毛サイトで口コミとして使うことができます。

上記のようなただのツイートであっても、「キレイモという脱毛サロンの効果がなかった!」という立派な口コミになりますよね。

これだけでも、このツイートを見たときに「キレイモってあまり良くないのかな…」って少しは思いませんでしたか?

これがウィンザー効果なのです。

逆に、「効果があった!」という以下のようなツイートをしてあげると『キレイモ』の信頼性は高まりますよね。

このようにツイートでも第三者の意見として立派な口コミになるので活用しましょうね!

注意
※ツイッターのツイートは埋め込みで許可を取る必要がありません。

テレビショッピング、WEB広告を使ったウィンザー効果

テレビショッピングなどの通信販売や、SNSなどのWEB広告でもお客様の声やモニターの感想を掲載しているのを頻繁に目にするでしょう。

とくに最近多いのは、Youtuberやインスタグラマーを使った第三者の宣伝方法です。

典型的な例で第三者による情報が拡散すればするほど、その情報の信頼度は一気に高まります。

その商品が無名な商品であっても、有名なYoutuberやインスタグラマーが紹介すれば売り上げが一気に増加します。

さらに最近では化粧品のテレビショッピングやCMでは必ずと言っていいほど、化粧品口コミ人気第1位と売り文句を使っています。

またインスタグラムでも流れてくる広告でもほとんど使われていますよね。

つまり、自社の商品を自社自身でアピールしても効果がないため、商品のアピールは第三者にしてもらった方がユーザー(読み手)の信頼を勝ち取ることができるのです。

簡単にお伝えすると、インフルエンサーを利用することで、知名度がなくてもバズらせる商品やサービスを提供することができるのです。

「ウィンザー効果」の論文

<画像>論文

ここでは「ウィンザー効果」の論文をまとめておきます。

ぜひ参考にしてくださいね!

参考 池田謙一(編), 『クチコミとネットワークの社会心理-消費と普及のサービスイノベーション研究』, 2010年, 東京大学出版会<br /> CiNii

まとめ|「ウィンザー効果」で第三者の口コミを活用していこう!

この記事のまとめ

さいごに、この記事でお伝えしたことをまとめると以下の通りです。

まとめ
  • 「ウィンザー効果」とは、何かを直接伝えられるよりも、第三者から間接的に伝えられた方が信憑性は高まるという心理効果
  • 「ウィンザー効果」の由来は、作家アーリーン・ロマネスのミステリー小説である「伯爵夫人はスパイ」の中の登場人物が由来
  • 「ウィンザー効果」の類語・言い換え表現は、「バンドワゴン効果」
  • 「ウィンザー効果」は英語表記で、”windor effect”と表記
  • 「ウィンザー効果」をマーケティングで使うと、認知度がない商品やサービスでも知名度を高めることができるうえにバズらせることもできる

効果や特徴、強みなどをユーザー(読み手)に間接的に伝えて信頼を勝ち取る方法を考えることで、ウィンザー効果が発揮されます。

ただ第三者の意見を入れるのではなく、タイミングなども考えて活用してくださいね!

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