◆マーケティング心理学まとめ

テンション・リダクション効果の意味は?マックやレストランの例、マーケティングで使える方法までご紹介

ご覧いただきありがとうございます。

江波戸

会社員で複数のメディア統括をしている江波戸(えばと)です。(主にSEO担当)

Webマーケター兼ライターをしています。

「テンション・リダクション効果ってどういう意味なんだろう?マックやレストランで使われている具体例やマーケティングで使う方法を知りたい!」

こんな疑問を解消します。

まず結論から言ってしまうと、「テンション・リダクション効果」とは、購入時の決断や困難な目標を達成した直後、緊張が緩んだ状態になる心理効果を言います。

この記事では、「テンション・リダクション効果」の意味や具体例、マーケティングで使う方法をご紹介します。

この記事を最後まで読むことで、ブログやWeb上で商品やサービスを効率よく売れるようにすることができます。

読むのが面倒な方は…

※すぐにマーケティングで応用する方法を知りたい方は【「テンション・リダクション効果」を広告・マーケティングで使う方法】をクリックでジャンプします。

「テンション・リダクション効果」の意味

<画像>テンション・リダクション効果

江波戸

まず、テンション・リダクション効果の意味についてご紹介します!

テンション・リダクション効果

読み:てんしょんりだくしょんこうか

購入時の決断や困難な目標を達成した直後、緊張が緩んだ状態になること心理効果。

「テンション・リダクション効果」とは、購入時の決断や困難な目標を達成した直後、緊張が緩んだ状態になる心理効果を言います。

つまり、緊張状態が消滅したときに、注意力がなくなる状態のことです。

「テンション・リダクション効果」の由来

<画像>由来

「テンション・リダクション効果」の「テンション」は「緊張」を意味し、「リダクション」は「減少」や「消滅」の意味を示します。

「緊張が和らぐ」という心理効果から「テンション・リダクション効果」と由来されました。

「テンション・リダクション効果」の実証実験

<画像>実証実験について

「テンション・リダクション効果」の実験内容は見つかりませんでした。

そのため、実験が見つかり次第、追記いたします。

「テンション・リダクション効果」の類語・言い換え表現

<画像>類語・言い換え表現

「テンション・リダクション効果」の類語には、以下の2つがあります。

  • コンコルド効果
  • グルーエン効果

それでは1つずつ解説していきます。

「コンコルド効果」の意味

コンコルド効果

読み:こんこるどこうか

ある対象について将来の損失になると分かっていても、今までの金銭的・時間的・精神的投資(コスト)を惜しんで投資をやめられなくなる心理効果。

「コンコルド効果」とは、別名「埋没費用(サンクコスト)」とも呼ばれており、ある対象への時間・お金・精神的な投資が損失に繋がると分かっていても今までの投資を考えるとやめられなくなる心理効果を言います。

それまでの投資を惜しみ、やめるにやめられない心理効果が損を拡大していきますので、しっかり理解しておきましょう。

コンコルド効果(サンクコスト)とは?意味や恋愛・UFOキャッチャー・マーケティングで使える例を紹介!

「グルーエン効果」の意味

グルーエン効果

読み:ぐるーえんこうか

脳が混乱するほど人間は物を衝動買いしてしまう心理効果。

「グルーエン効果」とは、脳が混乱するほど人間は物を衝動買いしてしまう心理効果を言います。

例えば、大型ショッピングセンター、アウトレットモールなどは迷路のような店内になっていたり、大きな音楽やセール中などの広告で複雑なレイアウトになっています。

そのため、脳が混乱し本来の目的を忘れつい衝動買いをしてしまうというわけです。

【心理学】グルーエン効果の意味は?具体例やマーケティングで使う方法をご紹介!

「テンション・リダクション効果」の対義語・反対語

対義語・反対語

「テンション・リダクション効果」の対義語・反対語はありません。

「テンション・リダクション効果」の英語・英語例文・英語表現

英語表現

「テンション・リダクション効果」の英語表記で”tension reduction effect”と表記します。

「緊張」の意味を持つ”tension”と「消滅」の意味を持つ”reduction”、「効果」の意味を持つ”effect”の連語です。

以下では、「tension reduction effect」を使った英文をご紹介します。

<例文>

  • The tension reduction effect is one of the best known phenomena in cognitive psychology.(テンション・リダクション効果は、認知心理学で最も知られている現象の一つです。)

「テンション・リダクション効果」の具体例

具体例

「テンション・リダクション効果」という心理用語は、具体的にどの場面で利用されているのかを解説していきます。

それぞれを詳しくご紹介します。

テンション・リダクション効果はブランド品で使われている

<画像>テンションリダクション効果を高級品に使った例

テンション・リダクション効果はブランド品で使われています。

たとえば、宝石やブランド品などの高級な商品を買い物したとします。

もちろん値段が高いので購入することに悩んでしまいますよね。

高級品を買うときには、可能な限り安いお店を探したり、他の店舗と比較したり、場合によってはローンを組んだりと、購入行動までに時間と労力を費やします。

そのため、購入直後は緊張が緩んでしまうのです。

ですから、店員は、高級品を購入後、「付属品」や「オプション機能」を勧めます。

これがテンション・リダクション効果です。

店員は、購入者が本来目的としていた「高級品」の他に、別の商品を追加で購入させるために、緊張が緩んでいるタイミングを狙って「付属品」や「オプション機能」を勧めてきます。

ここでのコツは、高級品よりも必ず安いものを勧めることです。

そうすることで、金銭感覚もおかしくなっているので購入者は購入行動画しやすくなります。

テンション・リダクション効果は「マック」や「レストラン」で使われている

<画像>テンションリダクション効果はマックで使われている

テンション・リダクション効果は大人気チェーン店の「マック(マクドナルド)」や「レストラン」でも使われています。

例えば、マックでよくあるのが

  • ハンバーガーを購入して、「ポテト」や「ドリンク」などのサイドメニューを勧められた

上記のような経験はないでしょうか?

これはいわゆる「ついで買い」という購入行動です。

人に勧められたとはいえ、何も不自然に感じてしまうのがテンション・リダクション効果を使った例です。

「テンション・リダクション効果」をマーケティングで使う方法

マーケティングで使う方法

江波戸

テンション・リダクション状態のときは、次の購入への意思決定がかなり緩んでおり、販売側にとっては追加で商品やサービスを購入してもらえるチャンスです!

つまり、顧客があなたの商品やサービスの何かを購入したときに、そこで何かをさらにおすすめしてあげると購入されやすいというのがテンション・リダクション効果です。

テンション・リダクション効果という心理学は、マーケティングにおいて「クロスセル」と言われる手法で使われています。

そこで、「クロスセル」をマーケティングで使う方法をご紹介します。

商品やサービスを販売するときや購入時に、関連・類似商品や大手通販サイト「amazon」のように「この商品を買った人はこんな商品も買っています」といった特定のレコメンドを提示するマーケティング手法があります。

詳しくは以下の通りです。

アマゾンのレコメンド機能

クロスセルを達成できると、集客数や顧客数を増やすことなく、売上高を伸ばすことができます。

新規顧客を獲得するのはなかなか苦戦するはずです。

またコストもかかってしまいますよね…。

しかし、顧客1人あたりの売上単価を向上することで効率的に売上拡大へと繋がっていくのです。

「テンション・リダクション効果」の論文集

<画像>論文

テンション・リダクション効果の論文は見つかりませんでした。

見つかり次第、追記いたします。

まとめ|「テンション・リダクション効果」を使って売上単価を向上させよう!

この記事のまとめ

さいごに、この記事でお伝えしたことをまとめると以下の通りです。

まとめ
  • 「テンション・リダクション効果」とは、購入時の決断や困難な目標を達成した直後、緊張が緩んだ状態になる心理効果
  • 「テンション・リダクション効果」の類語・言い換え表現は、「コンコルド効果」と「グルーエン効果」
  • 「テンション・リダクション効果」の英語表記で”tension reduction effect”と表記
  • 「テンション・リダクション効果」をマーケティングで活用すると、顧客があなたの商品やサービスの何かを購入したときに、そこで何かをさらにおすすめしてあげることが効果的

単価が高くなくてもテンション・リダクション効果は有効的です。

スタバなどで「ご一緒にデザートはいかがでしょうか?」ということをよく聞かれませんか?

これもテンション・リダクション効果を使った例です。

テンション・リダクション効果は一見、くどいような気がしますが、購入した側からすれば全くそう感じないのです。

そのため、このテンション・リダクション効果は全顧客に使えるWebマーケティング手法なのです。