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リンゲルマン効果とは?綱引きの実験・具体例・論文・英語・対策方法を解説!

ご覧いただきありがとうございます。

江波戸

江波戸(えばと)です。

Webマーケター兼ライターをしています。

「リンゲルマン効果ってどういう意味なんだろう?実験・具体例・論文・英語・対策方法を知りたい!」

こんな疑問を解消します。

まず結論から言ってしまうと、「リンゲルマン効果」とは、集団で作業するときに一人あたりの生産性が低下するという心理効果を言います。

学校や会社などの組織で実績を残した経験は誰もがあると思います。

しかし、その中で必ず1人はサボってる方や話にしっかり参加してこない方がいませんでしたか?

また、集団になると、「誰かがやってくれる」というように思ったりしませんでしたか?

これが「リンゲルマン効果」が働いている例です。

この「リンゲルマン効果」は、「社会的手抜き」や「フリーライダー(ただのり現象)」、「社会的怠惰」とも呼ばれています。

この記事では、「リンゲルマン効果」の意味や具体例、マーケティングで使う方法をご紹介します。

この記事を読むことで「リンゲルマン効果」を対策することで、組織の士気を上げることができるでしょう!

読むのが面倒な方は…

※すぐにリンゲルマン効果を対策する方法を知りたい方は【「リンゲルマン効果」の対策方法】をクリックでジャンプします。

「リンゲルマン効果」の口コミ・評判

<画像>「リンゲルマン効果」の口コミ・評判

以下のように活躍しているブロガーや著名人の方々も「リンゲルマン効果」の重要性をご紹介しているので、最後まで読むことをおすすめします。

「リンゲルマン効果」の意味

<画像>「リンゲルマン効果」の意味

江波戸

まず、リンゲルマン効果の意味についてご紹介します!

リンゲルマン効果

意味:集団で作業するときに一人あたりの生産性が低下するという心理効果。

「リンゲルマン効果」とは、集団で作業するときに一人あたりの生産性が低下するという心理効果を言います。

ダブルチェックも例外ではありません。

このリンゲルマン効果が発生してしまう原因は以下の4つがあります。

  1. 組織で、自分だけが評価される可能性が低い環境であること。
  2. 優秀な組織の中で、自分の努力量に関わらず報酬が変わらないなど、努力をしても意味がない環境。
  3. あまり努力をしない組織では、自分だけ努力するのは馬鹿らしいという心理から、集団の努力水準に同調する。
  4. 他者により緊張感が低下したり、注意力が散漫になるなど自己意識の低下がパフォーマンスに影響を与えるメカニズムが働く。

上記の4つによってリンゲルマン効果が働いてしまいます。

働きアリの法則と相互作用を起こすので、働かない人は「怠惰になる」という事象も生じてしまうことも覚えておきましょう!

とくに、従業員が多い日本企業を中心に生産性向上の阻害要因としてリンゲルマン効果が指摘されているので、この記事で知っておきましょうね!

「リンゲルマン効果」の由来

「リンゲルマン効果」の由来は、フランスの農学者マクシミリアン・リンゲルマンから、「リンゲルマン効果」と呼ばれるようになりました。

リンゲルマン効果の綱引きを使った実験

<画像>リンゲルマン効果の綱引きを使った実験

「リンゲルマン効果」は以下のような実験があります。

実験概要

「リンゲルマン効果」の実験は、フランスの農学者マクシミリアン・リンゲルマンが行いました。

実験内容

この実験は、綱引きでの牽引力を測定するときの。集団作業時の一人あたりのパフォーマンスを数値化したものです。

実験の結果、1人で行うときの力量を「100%」とした場合、

  • 2人の場合は「93%」
  • 3人では「85%」
  • 4人では「77%」
  • 5人では「70%」
  • 6人では「63%」
  • 7人では「56%
  • 8人では「49%」

という力量の割合になりました。

つまり、1人あたりの力の量は低下したのです。

実験結果

この実験から、「リンゲルマン効果」により、自分以外に作業する者がいた場合(個人ではなく組織になった場合)、1人当たりの作業効率が低下するとわかりました。

また、集団の人数が増えれば増えるほど1人当りの作業効率が低下することもわかりました。

つまり、1つの作業に人数を複数投下しても作業効率が良くなるとは限らないということがわかったのです。

ただ、この「リンゲルマン効果」は全員に当てはまるものではないことを覚えておきましょう!

リンゲルマン効果と同じ意味を持つ心理学

「リンゲルマン効果」の言い換え表現には以下の3つがあります。

  • フリーライダー(ただ乗り)現象
  • 社会的怠惰
  • 社会的手抜き

社会手抜きの意味をWikipediaより引用したので以下を参考に一緒に覚えておきましょう!

社会的手抜き(しゃかいてきてぬき)は、集団で共同作業を行う時に一人当たりの課題遂行量が人数の増加に伴って低下する現象。リンゲルマン効果、フリーライダー(ただ乗り)現象、社会的怠惰とも呼ばれる。

引用元:Wikipedia

リンゲルマン効果と少し違う意味を持つ心理学

リンゲルマン効果と似ている意味を持つ心理学も存在します。

それは「傍観者効果」です。

傍観者効果とは、誰かしなければいけない作業であっても、率先して行わないことを意味します。

この原因は、他の傍観者と責任を分散することで、もし失敗したときの反感を上手く避けたりすることができるからです。

  • リンゲルマン効果は集団でいるときに手を抜く心理
  • 傍観者効果は事件への関与を避けてしまう心理

上記の2つの心理学の意味の違いをしっかりと理解しておきましょうね!

「リンゲルマン効果」の英語・英語例文・英語表現

<画像>「リンゲルマン効果」の英語・英語例文・英語表現

「リンゲルマン効果」は英語表記で”Ringelman effect”と表記します。

「リンゲルマン効果」はこの心理効果を実証したフランスの農学者マクシミリアン・リンゲルマンの「Ringelman」と効果の意味を持つ「effect」から由来されています。

以下では、「Ringelman effect」を使った英文をご紹介します。

<例文>

  • The Ringelman effect is one of the best known phenomena in cognitive psychology.(リンゲルマン効果は、認知心理学で最も知られている現象の一つです。)

リンゲルマン効果の具体例

<画像>リンゲルマン効果の具体例

「リンゲルマン効果」という心理用語は、具体的にどの場面で利用されているのかは以下の通りです。

リンゲルマン効果は無意識使われている

「リンゲルマン効果」は無意識に使われています。

リンゲルマン効果は、「組織の中の人間が意識的に手抜きをしているわけではない」ということを理解しておきましょうね!

リンゲルマン効果は全員に効果があるわけではない

個人の能力が高ければ、例外です。

つまり、リンゲルマン効果は全員が優秀な集団であれば、効果が働くことはないということです。

リンゲルマン効果の対策方法

<画像>リンゲルマン効果の対策方法

「リンゲルマン効果」を対策する方法をご紹介します。

集団になると手を抜いてしまう方は、自分のことを評価してくれたり励ましてくれる存在が周りにいる環境であることが望ましいです。

また、その評価を適切に判断してくれるシステムであることが望ましいと言えるでしょう。

責任を分散させない

また集団になったときに「責任」を分散させないことも1つのポイントになります。

集団になると作業効率が悪くなるのであれば、「それぞれが責任者である」という認識を持たせると良いです。

以下のような意識を持たせると「リンゲルマン効果」の対策になるので参考にしてくださいね!

  • 「自分なんて…」という考えを捨てさせ、「自分がいなければだめなんだ」という意識を持たせる
  • 「周りがなんとかするさ」という考えを捨てさせ、「自分がやらなければならないんだ」という意識を持たせる

作業の役割の責任者が1つの集団1人だけであれば、リンゲルマン効果により、その人のもてる100%の能力を発揮するできるでしょう!

注意
さまざまな対策方法を施してもうまくいかなかった方は、ダブルチェックを入れてみるのも良いでしょう!

リンゲルマン効果の論文

<画像>リンゲルマン効果の論文

ここでは「リンゲルマン効果」の論文をまとめておきます。

ぜひ参考にしてくださいね!

ダブルチェックの有効性を再考する

著者情報

名前:吉川 肇子
所属:非掲載
収録刊行物:心理学辞典

◆この論文をチェックする

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リンゲルマン現象と社会的手抜き

著者情報

名前:小窪 輝吉
所属:鹿児島経済大学
収録刊行物:鹿児島経済大学社会学部論集

◆この論文をチェックする

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医療安全へのヒューマンファクターズアプローチ

著者情報

名前:河野龍太郎
所属:自治医科大学医学部 メディカルシミュレーションセンター
収録刊行物:医療安全管理研修

◆この論文をチェックする

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ダブルチェックの有効性を再考する

著者情報

名前:松村 由美
所属:京都大学医学部附属病院
収録刊行物:厚生労働省四国厚生支局

◆この論文をチェックする

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まとめ|リンゲルマン効果は対策することで作業効率を高めることができる心理学

<画像>この記事のまとめ

さいごに、この記事でお伝えしたことをまとめると以下の通りです。

まとめ
  • 「リンゲルマン効果」とは、集団で作業するときに一人あたりの生産性が低下するという心理効果
  • 「リンゲルマン効果」の英語表記で”Ringelman effect”と表記
  • 「リンゲルマン効果」の対策方法は、責任を分散させないこと
  • 「リンゲルマン効果」の論文は2つ

「リンゲルマン効果」とは、集団で作業すると個人の生産性が低下してしまう心理効果です。

人間は集団で何か作業する時人が増えれば増えるほど、1人当たりの貢献度や作業効率が低くなります

もしあなたが多くの人をまとめる立場(リーダー)であれば、すぐに改善策を考え、どのように全体の士気をあげていくか工夫が必要になってきますね!