◆マーケティング心理学まとめ

【心理学】終末効果とも呼ばれる初頭効果の意味は?具体例やマーケティングで使える方法までご紹介

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江波戸

会社員で複数のメディア統括をしている江波戸(えばと)です。(主にSEO担当)

Webマーケター兼ライターをしています。

「初頭効果の意味ってなんだろう…?」

こんな疑問を解消します。

まず結論から言ってしまうと、「初頭効果」とは、人間は相手を第一印象で認識してしまう傾向があるという心理効果を言います。

また「初頭効果」は「終末効果」とも呼ばれているので一緒に覚えておきましょうね!

「相手の印象は3秒で決まる」とも言われているくらい最初に与えるインパクトはとても重要です。

つまり、Webマーケティングにおいても、記事やコンテンツを作成するときに、セールスポイントは最初に伝えることが重要だということです。

この記事では、「初頭効果」の意味や実証執権、具体例、「初頭効果」をマーケティングで使う方法をご紹介します。

この記事でご紹介する「初頭効果」を理解しマーケティングで活用すれば、あなたの商品やサービスが今よりも売れるようになるはずです。

読むのが面倒な方は…

※すぐにマーケティングで応用する方法を知りたい方は【「初頭効果」をマーケティングで使う方法】をクリックでジャンプします。

「初頭効果」の意味

<画像>初頭効果

江波戸

まず、初頭効果の意味についてご紹介します!

初頭効果

読み:しょとうこうか

人間は相手を第一印象で認識してしまう傾向があるという心理効果。

「初頭効果」とは、人間は相手を第一印象で認識してしまう傾向があるという心理効果を言います。

人や物に対する第一印象が長い間残り続けますよね?

つまり、人は、出会って数秒(約3秒)で相手の印象を決定します。

最初の印象はインパクトが強く、なかなか上書きできないということを覚えておきましょう!

「初頭効果」の由来

<画像>由来

「初頭効果」は、ポーランド出身でアメリカで活躍した心理学者であるソロモン・アッシュが1946年に行った印象形成の実験によって提唱された心理学です。

「初頭効果」の実証実験

<画像>実証実験について

「初頭効果」の実証実験では、まず人物の性格を表す形容詞を羅列した文章を2つ用意します。

2つの文章を順番に読んでどのような印象を持ったかをチェックするというのが実験内容です。

用意した以下の2つの文章の内容はまったく同じですが、記載されている形容詞の並び順が異なります。

  1. 明るい、素直、頼もしい、用心深い、短気、嫉妬深い
  2. 嫉妬深い、短気、用心深い、頼もしい、素直、明るい

上記の2つの文章では、1はポジティブな形容詞が先に、2はネガティブな形容詞が先に記載されていますね。

この実証実験の結果、1は「ポジティブな印象」を、2は「ネガティブな印象」を持つと答える人が多かったです。

このように、同じ内容であっても先に説明された内容が印象に残ることを「初頭効果」と呼びます。

「初頭効果」の類語・言い換え表現

<画像>類語・言い換え表現

「初頭効果」の類語・言い換え表現には、以下があります。

  • 親近効果

それでは解説していきます。

「親近効果」の意味

親近効果

読み:しんきんこうか

終盤に与えられた情報でその人の印象や行動が決定されやすいという心理効果。

「親近効果」とは、終盤に与えられた情報でその人の印象や行動が決定されやすいという心理効果です。

親近効果は短期記憶に基づいている心理効果と言えます。

詳しくは以下の記事を参考にしてくださいね!

【心理学】親近効果の意味は?恋愛やマーケティングで使う例を解説!初頭効果もご紹介!

「ハロー効果」の意味

ハロー効果

読み:はろーこうか

目立つ特徴に惹かれて、全体像の評価を決定づけてしまうという心理効果。

「ハロー効果」とは、ある対象を評価・判断する時に、それが持つ顕著な特徴に引きずられ、他の特徴の評価が歪められる(認知バイアス)現象のことを言います。

たとえば、メガネをしている人がいたら「真面目そう」というイメージを持つことです。

「ハローー効果」にも「ポジティブ・ハロー効果」と「ネガティブ・ハロー効果」があるので覚えておきましょう。

これを簡単に説明すると、全体像の評価を決定づけた結果が、「ポジティブ」なのか「ネガティブ」なのかということで分かれます。

「親近効果」の対義語・反対語

対義語・反対語

「初頭効果」の対義語・反対語はありません。

「初頭効果」の英語・英語例文・英語表現

英語表現

「初頭効果」の英語表記は”primacy effect”と表記します。

「初頭効果」は英単語の「primacy」と効果の意味を持つ「effect」から由来している名前ですが、「primacy」とはどういう意味を持つのでしょうか?

「primacy」は以下の意味を持ちます。

  • 第一位
  • 首位
  • 卓越
  • 優位

以下では、「primacy」を使った英文をご紹介します。

<例文>

  • The Primacy effect is one of the best known phenomena in cognitive psychology.(初頭効果は、認知心理学で最も知られている現象の一つです。)
  • the primacy of practice over theory.(理論より実践の優位)

「初頭効果」の具体例

具体例

 

「初頭効果」という心理用語は、具体的にどの場面で利用されているのかを解説していきます。

それでは詳しくご紹介します。

◆初頭効果はビジネスシーンで使われている

ビジネスシーンにおいて、相手に自分の印象を良くさせたいときに初頭効果を使うことができます。

例えば、第一声がハキハキと笑顔で話しかけると、相手は「元気で熱血タイプ」だと判断します。

反対に、自信がなさそうにボソボソと話しかけると、相手は「気が弱そう」だと判断します。

そのため、実際の自分の性格に関係なく、第一印象によって相手が受ける印象が異なるのです。

つまり、常にハキハキと話すことで、良いイメージがつくので、あなたが実際に気が弱くても相手が受け取る印象が良くなるように自信を持って話すことを心がけましょう!

「初頭効果」をマーケティングで使う方法

マーケティングで使う方法

 

例えば、アフィリエイトで売りたい商品、サービスがある場合、冒頭で紹介することでユーザー(読者)に強く印象付けることができます。

あなたが学生時代にレポートや論文を数多く書いてきた経験があると思いますが、レポートや論文の場合は、その内容をもとに序論から始まり、問題提起から本論へ、最終的に結論付けるのが一般的です。

この反対が「初頭効果」です。

また読み手の心を一気に鷲掴むために有効的なテクニックとして、結論を最初に持ってきます。

ブロガーやWebライターをしている方は、記事を作成するにあたってPREP法を意識していることが多いと思いますが、PREP法と似ている要素です。

PREP法も一緒で、まずは結論から伝え、結論で締める。

初頭効果も同様です。

ですから、ユーザーに知らせたい情報は最初に持ってくることで印象付けやすくなるのです。

PREP法の一番の特徴は結論を最初に述べることであるが、これは話の聞き手側の集中力が最も強いのが開始直後の30秒程度であることから、最も強調したい事柄を最初に話し、強く印象付けることで説得力のある文書やプレゼンテーションを構成することが出来るからである。また、冒頭に結論、つまり要点を持ってくることにより、何についての文書やプレゼンテーションなのかを聞き手側が把握しやすくなる。また、冒頭で内容をイメージ出来るかどうかでその後の内容の理解度も変わってくる。加えて、忙しいことが多いビジネスシーンでは結論を先に求められる場合が多いことからPREP法はビジネスシーンに適している。

Wikipediaより

1番初めに聞いた言葉、1番初めに目にしたものほど印象に残るというのがこの初頭効果という心理効果です。

テレビショッピングでも、はじめから商品のセールスポイントを説明しているのを見たことがあるでしょう。

  • 「みなさん!今回はいきなり価格から発表します!驚かないでくださいね、今回の商品は特別価格〇〇円でご提供!」

仮に、そのテレビショッピングを見てないで、あなたがソファでスマホをいじっていたとしても上記の一文を聞いたことで、テレビの方を向いてしまうはずです。

つまり、最初ほど人間は記憶しやすく、イメージも作りやすいのです。

一方、時間が経つほど人間の記憶に残りづらくなってしまうのです。

人付き合いも一緒で、相手の印象は3秒で決まると言われているくらい最初の印象が大事ですよね。

あなたがもし、ブロガーやアフィリエイトサイトを運営しているのであれば、訪問してくれているユーザーに印象を与えたいことをまず伝えるべきでしょう。

「初頭効果」の論文

<画像>論文

ここでは「初頭効果」の論文をまとめておきます。

ぜひ参考にしてくださいね!

参考 初頭効果と新近性効果に対する作動記憶容量の役割:遅延時間を入れた場合CiNii

まとめ|「初頭効果」をうまく活用して売れる設計を!

この記事のまとめ

さいごに、この記事でお伝えしたことをまとめると以下の通りです。

まとめ
  • 「初頭効果」とは、人間は相手を第一印象で認識してしまう傾向があるという心理効果
  • 「初頭効果」の類語・言い換え表現は、「親近効果」と「ハロー効果」
  • 「初頭効果」は英語表記で、”primacy effect”と表記
  • ユーザーに知らせたい情報は最初に伝えると印象付けやすい

初頭効果は活躍しているアフィリエイターであれば、ほとんどの方が活用している心理効果です。

Webマーケティングにおいては知っておかないといけない鉄則の心理学なので覚えておきましょう!

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