「マジカルナンバーセブン」の意味とは?身の回りで使われている事例やウェブサイトで使う方法、論文も解説

「マジカルナンバーセブン」の意味とは?身の回りで使われている事例やウェブサイトで使う方法、論文も解説

「マジカルナンバーセブン」は、私たちの身の回りでも使われている上に、ブログやウェブサイトでも活用されている心理学用語です。

まず結論から言ってしまうと、「マジカルナンバーセブン」とは、短期記憶として人間が覚えられる記憶容量が7個(個人差で5〜9個)であるという心理効果を言います。

この記事では、マジカルナンバーセブンの意味を解説しながら、身の回りで使われている例やブログなどのウェブサイトで使う方法を解説していきます。

最後まで読むことで、マジカルナンバーセブンのすべてを知ることができますよ!

「マジカルナンバーセブン」の意味とは?

まず、マジカルナンバーセブンの意味について解説します。

マジカルナンバーセブン

意味:短期記憶として人間が覚えられる記憶容量が7個(個人差で5〜9個)であるという心理効果。

「マジカルナンバーセブン」の意味は、「人間が覚えられる記憶容量が7個」

「マジカルナンバーセブン」とは、短期記憶として人間が覚えられる記憶容量が7個(個人差で5〜9個)であるという心理効果を言います。

ここで間違えて欲しくない認識として、記憶できる限界の数が7個というわけではないことです。

要するに、7個に区切ることでさらに人は覚えやすくなるということです。

短期記憶とは
短期記憶とは、数十秒から数分以内で目にしたものを忘れてしまうことを言います。例えば、「明日〜の〜に〜時に集合ね!〜を持ってきてね!」と言われてスマホにメモ。そして数秒で忘れてしまうことも短期記憶のうちの一つです。
意味のまとめ
  • 「マジカルナンバーセブン」の意味は、短期記憶として人間が覚えられる記憶容量が7個(個人差で5〜9個)であるという心理効果。
  • 記憶できる限界の数が7個というわけではない。

マジカルナンバーセブンの詳しいことを解説する前に「チャンク」についても知っておきましょう!

「チャンク」の意味とは?

チャンク

意味:人が知覚した情報のまとまり。

「チャンク」とは、人が知覚した情報のまとまりのことを言います。

例えば、『長期休暇』を『ちょ・う・き・きゅ・う・か』と1文字ずつ知覚すれば、チャンクの数は6つです。これを『長期・休暇』と知覚すれば2チャンク。『長期休暇』で知覚すれば1チャンクということです。

チャンクのまとめ
  • 人が短期記憶できる数は「7チャンク」

「マジカルナンバーセブン」の具体例とは?

次に、マジカルナンバーセブンが身の回りで使われている例を解説します。

「マジカルナンバーセブン」が身の回りで使われている事例

マジカルナンバーセブンが身の回りで使われている例は以下の通りです。

  • セブンイレブン
  • 野球のラッキーセブン
  • AKB48の神7

身の回りでも「7」という数字は様々なシチュエーションで境界線として使われることが多いです。

たとえば、野球ではラッキーセブンというようにちょっとしたイベントがありますよね。

そのほか、「親の七光り」や「七転び八起き」などの慣用句もあります。

1週間も7日だったりします。

これらの他にも身の回りではたくさんマジカルナンバーセブンが使われています。

日常生活で『7』を見つけたときは「マジカルナンバーセブンだ!」と思って意図を考えてみるのも楽しいですよ!

具体例のまとめ
  • 「7」はさまざまなシチュエーションで境界線として使われている。

マジカルナンバーセブンをWEBサイトで使う方法とは?

続いて、マジカルナンバーセブンをブログなどのWEBサイトで使う方法を紹介します。

ウェブサイトのメニューやカテゴリーを7個に絞る

この『7』をウェブサイトやブログにも反映すると効果的です。

たとえば、ウェブサイトのメニューやカテゴリーを7個までに絞ったりするだけでも充分効果的です。

7個に絞ることで、すっきりとした見やすいサイトであるということを演出することができます。

また会議でのプレゼンや、おすすめ◯選なども7つにすることで記憶しやすくなります。

おすすめの商品やサービスを紹介するときに、7個までであれば記憶してもらえるのであれば、ユーザーが比較検討しやすくなります。

よって良いユーザー体験を与えることができるので、コンテンツはユーザーファーストになるのです。

とても単純なことですが、ユーザーのことを考えて収益を伸ばしたいのであれば、これを機に「7」を意識してみると良いでしょう。

WEBサイトで使う方法のまとめ
  • 「7」に区切ることで、ユーザーファーストのコンテンツになる。

「マジカルナンバーセブン」を学べる動画

次に、マジカルナンバーセブンをわかりやすく説明している動画をご紹介します。

もし、ここまで読んでいただいて「さらにマジカルナンバーセブンを知りたい!」という方は以下の動画も参考にしてくださいね!

マジカルナンバー7 記憶の法則

「マジカルナンバーセブン」の論文とは?

ここでは「マジカルナンバーセブン」の論文をまとめておきます。

ぜひ参考にしてくださいね!

日本語文と英語文における統語構造認識とマジカルナンバー7±2

著者情報

名前:村田 真樹、内元 清貴、馬 青、井佐原 均
所属:郵政省通信総合研究所
収録刊行物:自然言語処理 = Journal of natural language processing

◆この論文をチェックする

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マジカルナンバー7(±2)の再検証

著者情報

名前:有光 興記、加藤 司、磯 博行
所属:広島修道大学、関西学院大学、兵庫医科大学
収録刊行物:基礎心理学研究

◆この論文をチェックする

論文を見る

まとめ

さいごに、この記事でお伝えしたことをまとめると以下の通りです。

まとめ
  • 「マジカルナンバーセブン」とは、短期記憶として人間が覚えられる記憶容量が7個(個人差で5〜9個)であるという心理効果
  • マジカルナンバーセブンが身の回りで使われている
  • マジカルナンバーセブンをウェブサイトやブログにも反映すると効果的

マジカルナンバーセブンではなく「マジカルナンバー4だ!」という記事もありますが、これは個人差があります。

それに、4つだとかなり少ないですよね。

きっとあなたも7個までは覚えられるので、7個前後が望ましいでしょう!

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