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「ランチョンテクニック」の意味や語源とは?交渉や恋愛の事例や実験、英語表現も解説

<アイキャッチ>ランチョンテクニック

「ランチョンテクニック」は、恋愛や交渉のときに使える心理学用語です。まず結論から言ってしまうと、「ランチョンテクニック」とは、食事を一緒にすることで相手に好印象を持ってもらう心理効果を言います。

食事をしながら交渉すると説得しやすくなると言うことは有名ですよね。しかし、なぜ交渉がうまくいくのでしょうか?

この記事では、食事をしながら交渉すると説得しやすくなるランチョン・テクニック意味や語源などを解説しながら、実験、類語、英語表現、恋愛や交渉で使う具体例、注意点なども紹介します。

「ランチョンテクニック」の意味とは?

<画像>「ランチョンテクニック」の意味

江波戸

まず、「ランチョンテクニック」の意味についてご紹介します!

ランチョンテクニック

意味:食事を一緒にすることで相手に好印象を持ってもらう心理効果。

「ランチョンテクニック」の意味は、「相手に好印象を持ってもらえる」

「ランチョンテクニック」とは、食事を一緒にすることで相手に好印象を持ってもらう心理効果を言います。

ランチョンテクニックが働く理由は以下の通りです。

  • ヒトは口にものを入れているとき、口の中の感覚に注意が向くようになり、思考が食事に集中します。そのため、いつもより判断力が鈍くなり相手の話を受け入れやすくなるのです。

これがランチョンテクニックがヒトの心理で働く理由です。

意味のまとめ
  • 「ランチョンテクニック」の意味は、食事を一緒にすることで相手に好印象を持ってもらう心理効果。

また「ランチョンテクニック」と同じような心理効果で「連合の原理」があります。

続けて「連合の原理」も紹介します。

「ランチョンテクニック」の類語は「連合の原理」

連合の原理

意味:おいしい食事をしたときは、同じ空間にいた人や話の内容に好感を抱きやすくなるという心理効果。

美味しいものやあなたが好きなものを食べると「快楽」という感情が生まれます。

ヒトは快楽を感じる同時に、そのとき一緒にいた相手や話も「快楽」と結びつけてしまうのです。

これにより、「連合の原理」が働くようになります。

よく政治家や会社の接待などは「高級レストラン」や「和室」で行われますよね。

これにも「ランチョンテクニック」が使われているのです。

意味のまとめ
  • 「連合の原理」の意味は、おいしい食事をしたときは、同じ空間にいた人や話の内容に好感を抱きやすくなるという心理効果。

「ランチョンテクニック」の語源と由来とは?

江波戸

次に「ランチョンテクニック」の語源と由来を紹介します。

「ランチョンテクニック」の由来は、アメリカの心理学者であるグレゴリー・ラズランが提唱しました。

語源と由来のまとめ
  • 「ランチョンテクニック」の由来は、アメリカの心理学者であるグレゴリー・ラズランが提唱。

「ランチョンテクニック」の実験とは?

江波戸

「ランチョンテクニック」では以下のような実験が行われました。

「ランチョンテクニック」の実験概要

この実験は、この心理効果の由来であるアメリカの心理学者であるグレゴリー・ラズランが行ったものです。

「ランチョンテクニック」の実験内容

まず、AとBの2人の被験者がいます。

Aの被験者には、評価を下した複数の政治的意見を伝えます。

Bの被験者にも同じことを行います。

違うところは被験者に政治的意見を伝えるまでのそれぞれの生活のみです。

被験者AとBに、この政治的意見を全て伝えたあと、どういった政治的意見が好意的であるかを聞き出すのが実験の目的です。

「ランチョンテクニック」の実験結果

結果として、同じ政治的意見を伝えたことの中で、被験者が好意的に感じ取った内容はどれも食事中に提示された内容でした。

この実験の結果から、食事中に何かを伝えることで、その内容の好意度が高まるということが実証されたのです。

「ランチョンテクニック」の類語とは?

江波戸

「ランチョンテクニック」の意味に似ている心理学を紹介します。

続いて、「ランチョンテクニック」の類語には、以下の通りです。

それでは1つずつ解説していきます。

「ランチョンテクニック」の類語は「ラベリング効果」

ラベリング効果

意味:周囲から勝手な固定概念や先入観だけでラベリング(印象を固定化させる)される心理効果。

「ラベリング」とは、人や物に対し印象を固定させる名前をつけることを言います。

固定概念や先入観など勝手なイメージでラベリングされた人や物はその通りのイメージを持たれてしまうことを「ラベリング効果」と呼びます。

人の場合だと、ラベリングされた通りの行動をとるといった、相手の心理を動かすテクニックとしても活用されています。

「ラベリング効果」を詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてくださいね!

「ランチョンテクニック」の類語は「暗闇効果」

暗闇効果

意味:環境が暗いことで少し不安になってしまい、人と一緒に居たくなるという心理効果。

「暗闇効果」とは、環境が暗いことで少し不安になってしまい、人と一緒に居たくなるという心理効果を言います。

そのため、片想いを寄せる相手に興味をひかせたい場合は、少し暗めで落ち着いた雰囲気のお店を選びましょう!

「ランチョンテクニック」の英語表現とは?

江波戸

ランチョンテクニックはどう英語で表現するのかを解説します。

「ランチョンテクニック」は英語で「Luncheon Technique」

「ランチョンテクニック」は英語表記で「Luncheon Technique」と表記します。

「ランチョンテクニック」は英単語の「luncheon」とテクニックの意味を持つ「technique」から由来されていますが、「luncheon」とはどのような意味を持つのでしょうか?

「luncheon」は以下の意味を持ちます。

  • 昼食
  • ランチ

以下では、「luncheon technique」を使った英語例文をご紹介します。

<例文>

  • The luncheon technique is one of the best known phenomena in psychology.(ランチョンテクニックは、心理学で最も知られている現象の一つです。)
英語表現のまとめ
  • 「ランチョンテクニック」は英語で「Luncheon Technique」

「ランチョンテクニック」を恋愛で使う方法とは?

江波戸

次に、恋愛における「ランチョンテクニック」を紹介します。

婚活でとても有効的に使えるので予定がある方はぜひ参考にしてくださいね!

距離を縮めることができる!

「ランチョンテクニック」は、接待だけで使える心理効果ではなく、恋愛においても使うことができます。

とくに、初対面や好きな人と心理的な距離を縮めたいときに使えるのが「ランチョンテクニック」です、

ヒトは食事をすることで、「愛情ホルモン」や「幸福ホルモン」が分泌します。

「食事が満たされる」「美味しいものを食べた幸福感」というのは、相手と一緒にいる気持ちと脳が混同してしまい、「この人といることで幸せ」だというように勘違いしてしまうのです。

そこで、「ランチョンテクニック」が使える理由などをご紹介します。

  1. 事前にお店をリサーチしておく
  2. ランチョンテクニックを使うと相性がわかる

それぞれ1つずつ解説していきます。

事前にお店をリサーチしておく

「ランチョンテクニック」を使ううえで必要なことは、お店を事前にリサーチすることです。

例えば、インスタ映えするお店や食べログの評価が高いお店を選ぶだけで有効といえます。

食べることはヒトの本能であるため、食事に興味がない人は存在しません。

「相手との共通点があるか心配…」という方は事前にチェックしておきましょうね!

ランチョンテクニックを使うと相性がわかる

「ランチョンテクニック」を使うと、気になっている相手との相性を見極めることができます。

例えば、

  • 価値観
  • 趣味嗜好

などが食事をするうえでわかるので、自分と合っているのかがはっきりわかるはずです。

同じ食事をしていて、同じように「美味しい」と思えるかどうかがポイントです。

なぜなら、「一緒に美味しいと思える=本能的に相性が良い」ということだからです。

「ランチョンテクニック」を交渉で使う方法とは?

江波戸

続いて、「ランチョンテクニック」を交渉で使う方法を解説します。

おさらいですが、「ランチョンテクニック」とは、食事をしながら交渉すると、相手を説得しやすくなるテクニックのことです。

上司や友達に対して、相談やお願いをするときに使えます。

相手を説得しやすくなる理由は以下の2点です。

  1. 判断能力の低下
  2. 好意を感じる

以上の2点です。

詳しく説明します。

判断能力の低下

「ランチョンテクニック」を有効的に使うためには、「相手が食べている最中に交渉を持ちかける」ということです。

ヒトは説得されればされるほど、反対の行動や思考を持ってしまいます。

相手が食べている最中に交渉をすることで、「食べることに集中しているから、批判するのが面倒」という心理状態になります。

そうすることで、自分から持ちかけた要求を飲み込んでくれる確率がグンっと上がりますよ!

補足

「ランチョンテクニック」を使ったときの心理状態を具体的に紹介します。

  • ヒトは口を動かしていると、「注意力」が散漫になり、冷静な判断ができなくなってしまう。
  • ヒトは口にものが入っているときや満腹時は、些細なことを気にしなくなる。

好意を感じる

食事をしながら交渉をすることで、「美味しい食事」や「楽しい時間」の印象が交渉の内容と結びつきます。

その結果、好印象を与えることができるようになるのです。

とくに、食事をしているときは、脳内に「ドーパミン」や「エンドルフィン」が分泌されるため、「快楽」に感じやすくなるのです。

「ランチョンテクニック」の注意点とは?

ここでは「ランチョンテクニック」を使ううえで注意すべきポイントを3つご紹介します。

  1. ダブルバインドを使って誘う
  2. 楽しい話題を用意しておく
  3. 相手の好みを調べておく

それぞれ注意すべきことを解説していきます。

ダブルバインドを使って誘う

「ランチョンテクニック」を使う以前の問題として、相手を誘う方法がわからないという方がいると思います。

そんな時は「ダブルバインド」を使いましょう!

ダブルバインドとは、自分が望む方へ相手を動かすテクニックのことを言います。

具体的にお伝えすると、相手に「はい or いいえ」の二択で答えさせるのではなく、「A or B」で答えさせるように質問をすることで、相手に断られないように誘うことができます。

いかが「ダブルバインド」の例です。

  • 和食とフレンチどっちが好きですか?
  • 居酒屋とレストランならどっちがいいですか?
  • 土曜日と日曜日どちらが都合いいですか?

上記のように、相手が「行かない」「断る」という選択肢を削除するのがポイントです。

楽しい話題を用意しておく

「ランチョンテクニック」はコミュニケーションをする会話の内容にも気を付ける必要があります。

「食事をする=楽しい時間を過ごす」という目的があるのが「ランチョンテクニック」です。

そのため、食事で楽しい時間を過ごせたとしても、会話がつまらないと意味がないのです。

相手の好みを調べておく

「味」や「雰囲気」などを事前に聞いておくと効果的です。

「個室」が好みな方もいれば「ガヤガヤしてるオープンな席」が好きな方もいます。

特に重要なのは、相手が食べ物に好き嫌いがないかを把握しておくことです。

「ランチョンテクニック」は相手が「楽しい」と思ってもらえるようにすることが前提です。

相手が「不快」に感じないように事前リサーチはしっかりと行っときましょう!

まとめ|「ランチョンテクニック」とは、食事を一緒にすることで相手に好印象を持ってもらう心理効果。

<画像>この記事のまとめ

さいごに、この記事でお伝えしたことをまとめると以下の通りです。

まとめ
  • 「ランチョンテクニック」とは、食事を一緒にすることで相手に好印象を持ってもらう心理効果
  • 食事と交渉を組み合わせることで、相手は要求が断りにくくなる
  • 「美味しいものを食べている」ということは、相手に良い印象を与やすい
  • 上司や友達に相談したいときや、初対面の人や好意を寄せる人と心理的に距離を縮めたい人に効果的

「ランチョンテクニック」とは、食事を一緒にすることで相手に好印象を持ってもらう心理効果です。

「美味しい食事」をすることで、交渉自体にも前向きに進みやすくなるような感情が伝染するので、交渉をするときはお店のリサーチなども怠らずに行いましょう!