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「ゲインロス効果」の意味とは?恋愛で使う方法や条件、論文も解説

<アイキャッチ>ゲインロス効果

「ゲインロス効果」は、プラスとマイナスの変化が大きいほど、人の心に影響を与える変化が大きくなる心理効果です。

簡単にお伝えすると、最初に相手にマイナスの印象を与えて、その後にプラスの印象に与えることで、相手にプラスの印象を与えることができるということです。

この記事では、「ゲインロス効果」の意味を解説しながら、発生する条件や恋愛で使う方法、具体例、論文なども紹介していきます。

江波戸

最後まで読むことで、「ゲインロス効果」を活用して相手に良い印象を与えることができますよ!

「ゲインロス効果」の意味とは?

<画像>ゲインロス効果の意味

江波戸

まず、「ゲインロス効果」の意味について解説します。

ゲインロス効果

意味:最初に相手にマイナスの印象を与えて、その後にプラスの印象に与えることで、相手にプラスの印象を与えることができる。

「ゲインロス効果」の意味は、「マイナスからプラスに印象を与える方が良い印象になる」

「ゲインロス効果」は、最初に相手にマイナスの印象を与えて、その後にプラスの印象に与えることで、相手にプラスの印象を与えることができます。

「ゲインロス効果」は恋愛心理学として有名な心理学です。それに身近な現象なので覚えておいて損はない心理学です。

冒頭でお伝えしたことを振り返ってまとめると、

  • 好印象から悪い印象を与えると悪い印象になりやすい
  • 悪い印象から好印象を与えると好印象になりやすい

ということです。

「ギャップ萌え」や「ツンデレ」という心理は、悪い印象から好印象になったという意味から働いていると言えますね。

また、「ゲインロス効果」は「ゲイン効果」と「ロス効果」という2つの心理効果から成り立っています。

「ゲイン効果」とは?

「ゲイン効果」とは、他人に与える印象をプラスに裏切ることで、評価がプラスになることです。

つまり、好印象を与えることができるということです。

このときに、他人に与えていた印象とのギャップが大きいほど、評価が高くなります。

「ロス効果」とは?

「ロス効果」とは、他人に与える印象をマイナスに裏切ることで、評価がマイナスになることです。

つまり、悪い印象を与えることができるということです。

このときに、他人に与えていた印象とのギャップが大きいほど、評価が低くなります。

意味のまとめ
  • 「ゲインロス効果」の意味は、最初に相手にマイナスの印象を与えて、その後にプラスの印象に与えることで、相手にプラスの印象を与えることができる。

「ゲインロス効果」の実験とは?

江波戸

次に、「ゲインロス効果」の実験を紹介します。

「ゲインロス効果」の実験内容

アメリカの心理学者である「エリオット・アロンソン」と「ダーウィン・リンダー」が行った実験が有名です。

この実験では、被験者は女子学生です。

男子学生はサクラで用意された人です。

次に以下の4種類のパターンで評価を受けました。

  • 肯定条件:一連の評価は全て非常に肯定的
  • 否定条件:一連の評価は全て非常に否定的
  • 獲得(ゲイン)条件:最初の数回の評価は否定的だが、次第に肯定的になり、肯定条件の評価の高さにまで達した
  • 損失(ロス)条件:最初の数回の評価は肯定的だが、次第に否定的になり、否定条件の評価の低さにまで達した

「ゲインロス効果」の実験結果

この実験の結果は以下の通りになりました。

高感度の高い順に並べています。

  • 獲得(ゲイン)条件:最初の数回の評価は否定的だが、次第に肯定的になり、肯定条件の評価の高さにまで達した
  • 肯定条件:一連の評価は全て非常に肯定的
  • 否定条件:一連の評価は全て非常に否定的
  • 損失(ロス)条件:最初の数回の評価は肯定的だが、次第に否定的になり、否定条件の評価の低さにまで達した

「ゲインロス効果」の実験のまとめ

この実験からわかることは、褒めれば褒めるほど相手に良い印象を与えやすいですが、それよりも、最初は否定的な印象でちょっと感じの悪い印象を与えてから、褒めてあげた方が好印象がより増すということがわかりました。

そして、最初に好印象を与えてから、悪い印象を与えてしまうと、より悪い印象が強く写ってしまうということです。

実験のまとめ
  • 最初は否定的な印象でちょっと感じの悪い印象を与えてから、褒めてあげた方が好印象がより増しやすくなる。

「ゲインロス効果」の条件とは?

江波戸

次に、「ゲインロス効果」が働く条件を解説します。

先ほど、紹介した「ゲインロス効果」を証明した「エリオット・アロンソン」が「ゲインロス効果」を働かせるための条件を公開しました。

同じ系統で変化を与える

どんな変化でも「ゲインロス効果」が働くというわけではありません。

つまり、同じ系統の話の内容で印象が変化します。

例えば、時間にルーズであることを伝えてから、彼女とのデートには遅れたことないし、デートプランや予約なども進んで行うようなことを伝えると好印象になります。

逆に、時間がルーズであることを伝えてから、スポーツが得意なんて言っても系統が異なるので意味がないということです。

徐々に変化させる

急に話がコロっと変わってしまうと、「この人は嘘つきやすい人なのかなぁ…」と思われてしまいます。

つまり、疑いの目を持ってしまうので、180度考え方が変わるのは良くない例です。

徐々に好印象になるように変化していくことで、好印象を与えやすくなるでしょう。

条件のまとめ
  • 同じ系統で変化を与える。
  • 徐々に好印象になるように変化していく。

「ゲインロス効果」を恋愛で使う方法とは?

江波戸

続いて、「ゲインロス効果」を恋愛で活用する方法を紹介します。

「ゲインロス効果」は最初に否定的な印象を与え、徐々に肯定的になることで好印象になりやすいということです。

これは恋愛でも活用できますが、「ゲインロス効果」は恋愛心理学でおすすめしません。

その理由も解説していきます。

「第一印象」で印象が決まる「初頭効果」

「初頭効果」とは、相手を第一印象で認識してしまう傾向があるという心理効果です。

最初に悪い印象を与えてしまうと、それを回復するまでに時間がかかってしまいます。

そのためには、何回か会うまでの機会も必要なりますが、悪い印象をもたれた場合、もう一度会ってもらえるチャンスなどほとんどないでしょう。

そのため、この「ゲインロス効果」を恋愛で使うことはおすすめできません。

なぜなら、悪い印象を最初にもたれてしまうと、そのまま悪い印象で終わってしまう確率の方が高いからです。

「初頭効果」と同様に「ハロー効果」にも気をつけといた方がいいかもしれません!

◆「ハロー効果」とは

ハロー効果とは、ある対象を評価するときに、目立ちやすい特徴に引きずられて他の特徴についての評価が歪められる現象のこと。光背効果、後光効果とも呼ぶ。

親しい人との間で「ゲインロス効果」が発生するのを防ぐ

一度、パートナーになった相手との関係が良好でも、悪い印象を突如もたれてしまうと、なかなか復旧できなくなります。

そのため、「ロス効果」の発生を防ぐためにも、あなたが相手を褒めるのでなく、第三者を通じて褒めてもらう方が効果があると言えるでしょう。

そこで、使える恋愛心理学が「ウィンザー効果」なので、ぜひ活用してみてくださいね。

「ゲインロス効果」で他人の評価を上げる方法とは?

江波戸

次に、「ゲインロス効果」で他人の評価を上げる3つの方法を紹介します。

自分のことを他人に評価して欲しいときに使えるのが「ゲインロス効果」でうs。

実際にどのように使うのかを詳しく解説していきます。

容姿に自信がない場合は「笑顔」でプラスに

自分の容姿に自信がない場合は、逆にチャンスです。

見た目がマイナスでも、笑顔でプラスに変えることができるからです。

ずっと笑顔でいることで、「この人はとてもやさしい人なんだ!」という印象を徐々に与えることができ、良い印象に変化しやすくなります。

なので、常に「笑顔」でいることに心がけて生活してみることで、他人からの評価が上がることがあります。

ユーモアのある人になる

容姿に自信がある人は、「ユーモア」になりましょう。

容姿が良い人が「面白味のない人」と印象を与えてしまうと、マイナスに働いてしまうからです。

つまり、「ロス効果」が働いてしまうのです。

そのため、容姿が良い人は「ギャップ」などを意識したり、周りを喜ばせてあげられるような人になると良いでしょう。

徐々に親切に接する

何を考えているかわからない人に興味を持つことはないでしょうか?

これが一番の例で、一匹狼やクールさがある人は人気者に好かれやすくなるのです。

そんな印象をもたせておいて、徐々にやさしく、親切に接していくことで、プラスの評価につながりやすくなります。

「ゲインロス効果」の具体例とは?

江波戸

「ゲインロス効果」の具体例は以下の通りです。

ギャップで好印象を与える例

どんなときに良いギャップが生じるのかを紹介します。

  • 何も考えてなさそうなクールな男性が、介護職や保育士で働いているので、実は子供が好きで優しい人柄であること。
  • 女子慣れしてそうなチャラ目な男性が、恋愛経験が少なく一途な男性であること。
  • のんびり過ごしてそうなふわふわとした印象の男性が、実は勉強や仕事がバリバリできるということ。

このような例がわかりやすい具体例でしょう。

ギャップは「ゲインロス効果」に基づくものです。

あなたもあなた自身のギャップを作ってみてもいいかもしれませんね!

「ゲインロス効果」の論文とは?

江波戸

ここでは「ゲインロス効果」の論文をまとめておきます。

ぜひ参考にしてくださいね!

マルチメディアコミュニケーションの印象形成におけるゲイン・ロス効果の影響

著者情報

名前:中垣、松田、楠見
収録刊行物:日本認知心理学会発表論文集

◆この論文をチェックする

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まとめ

<画像>この記事のまとめ

さいごに、この記事でお伝えしたことをまとめると以下の通りです。

まとめ
  • 「ゲインロス効果」は、プラスとマイナスの変化が大きいほど、人の心に影響を与える変化が大きくなる心理効果
  • 「ゲイン効果」とは、他人に与える印象をプラスに裏切ることで、評価がプラスになること
  • 「ロス効果」とは、他人に与える印象をマイナスに裏切ることで、評価がマイナスになること

「ゲインロス効果」は相手に良い印象を与えることができる心理効果でもありますが、逆に悪い印象も与えてしまうかもしれないので使うには注意が必要です。

あなたらしく頑張ることこそが一番大事だと思うので、無理に「ゲインロス効果」に頼らずに頑張ることをおすすめします。