「色彩心理」の意味とは?好きな色で性格がわかる!色彩心理テストのやり方も解説

「色彩心理」の意味とは?好きな色で性格がわかる!色彩心理テストのやり方も解説

「色彩心理」とは、色彩とヒトが関係しているということを証明した心理学用語です。まず結論から言ってしまうと、「色彩心理」とは、さまざまな色の「性質」「特徴」「イメージ」などを、どのように感じ心やからだに影響を受けているのかを、色彩とヒトに与える影響との関係性を心理学的に解明したものです。

色はそもそも100万色前後あると言われています。その中で、私たちは無意識に色を選んで生活しているのです。

また、色は視覚から脳に何らかの感情や影響をもたらします。同じ色をみたとしても、人によって感じ方が異なるのがその例です。

この記事では、「色彩心理」の意味を解説しながら、具体例や注意点、色彩心理テストのやり方、論文なども紹介していきます。

この記事を最後まで読むことで、色がヒトの心理にどのように影響を与えているのかを理解することができ、色彩心理を使って自分の性格を知ることができるようになりますよ!

SNSで問われている「色彩心理」の言及

以下のようにSNSでは「色彩心理」についての意見などが多く見受けられました。

あなたもこの記事で「色彩心理」を理解することで、どんな場面で使われているのかがわかるのでぜひ最後まで読んで覚えてくださいね!

「色彩心理」の意味とは?

まず、色彩心理の意味について解説します。

色彩心理

意味:さまざまな色の性質、特徴、イメージなどを、どのように感じ心やからだに影響を受けているのかを、色彩とヒトに与える影響との関係性を心理学的に解明したもの。

「色彩心理」の意味は、「色彩とヒトに与える影響との関係性を心理学的に解明したもの」

「色彩心理」とは、さまざまな色の性質、特徴、イメージなどを、どのように感じ心やからだに影響を受けているのかを、色彩とヒトに与える影響との関係性を心理学的に解明したものです。

ヒトは毎日たくさんの色に囲まれて生活しており、色により私たちの心やからだに大きな影響を与えています。

色彩は五感の現象のひとつです。

あなたが今着ている服装の色も、無意識に選んでいるかもしれませんが、そのときそのときのあなたの心やからだの状態を表していると言えます。

また、あなたが頻繁に選んでいる幼少期の頃から好きな色であれば、あなたの本質を現しているかもしれません。

ポイント
  • 「色彩心理」の意味は、さまざまな色の性質、特徴、イメージなどを、どのように感じ心やからだに影響を受けているのかを、色彩とヒトに与える影響との関係性を心理学的に解明したもの。

「色彩心理」の実験

「色彩心理」の実験は以下の通りです。

実験内容

実際に、スイスの心理学者であるルッシャーが

  • オレンジ

の8色のカードを自由に選ばせる実験を行った結果、色がヒトの心理に与える影響を検証をしているのでほぼ確実に色とヒトには関係性があることが言えます。

実験結果

この実験の結果、選んだ好みの色が、その人の性格的な特徴を表すものだということがわかりました。

色彩心理の具体例:自分の性格診断

選んだ好みの色により、その人の性格的な特徴がわかります。

以下は、それぞれが持つ色の性格的な特徴を表すものタイプです。

  • 赤:激情、攻撃→行動派の性格
  • オレンジ:活発、喜び→精力的で放漫
  • 黄:明るい、快活→野心家で勤勉
  • 緑:優越感、自負心→堅実で我慢強い
  • 青:落ち着き、物静か→感情の起伏が小さい
  • 紫:瞑想的、神秘的→ロマンチスト
  • 白:純粋、清々しい→冷たい一面もある
  • 黒:拒否、放棄→協調性が欠如

つまり、あなたの好みの色で、あなたがなりたい自分というのもわかるのです。

また上記を参考に、色を意識して使うようになると、自然と心身ともにリラックスできるかもしれません。

人間関係においても、信頼関係はとても大切な要素です。

コミュニケーションを高めるための手段としても、色が活用できるのでぜひ参考にしてくださいね!

ポイント
  • あなたの好みの色で、あなたがなりたい自分というのもわかる。

色彩心理を理解する中で注意すべきこと

色の好みには、その人の年齢や、国柄、地域柄も関係してきます。

また、男女によって異なったり、その日の感情によって左右されてしまうものです。

そのため、色がその人の性格を表すというよりは、性格の一面を示すものとして捉えるのが正解かもしれません。

12色を使った色彩心理テストのやり方

以下のページでは全12色を使った色彩心理テストを無料で受けることができます。

考えすぎてしまうと効果が発揮されないので、直感で選んでみてくださいね!

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また、以下のページでは、色と言葉を感覚的に選んで恋愛相性を診断することができます。(無料)

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色彩心理のすべてがわかる本

ここでは、「色彩心理」に関する本をまとめました。

色の心理学

著者情報

名前:佐々木 仁美
出版社:エイ出版社

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史上最強カラー図解 色彩心理のすべてがわかる本

著者情報

名前:山脇 恵子
出版社:ナツメ社

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色に聞けば、自分がわかる

著者情報

名前:春田 博之
出版社:現代書林

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人生が豊かになる色彩心理

著者情報

名前:宮田 久美子
出版元:同友館

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「色彩心理」の論文

ここでは「色彩心理」の論文をまとめておきます。

ぜひ参考にしてくださいね!

室温、色彩による複合環境の心理評価

著者情報

名前:須藤 由佳子など他6人
所属:不明
収録刊行物:日本建築学会環境系論文集

◆この論文をチェックする

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色彩刺激に対する心理評価と生理反応評価

著者情報

名前:大森 正子、橋本 令子、加藤 雪枝
所属:名古屋大学、椙山女学園大学
収録刊行物:日本色彩学会誌

◆この論文をチェックする

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公園景観の色彩と構図に関する評価手法の研究

著者情報

名前:堀口 敬など
所属:北海道工業大学
収録刊行物:土木学会論文集

◆この論文をチェックする

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形態 色彩の心理学的属性と感情効果についての検討

著者情報

名前:木村 敦
所属:不明
収録刊行物:日本心理学会第66回大会発表論文集 2002

◆この論文をチェックする

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色彩の知覚とその心理効果

著者情報

名前:大山 正
所属:不明
収録刊行物:可視化情報

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色彩が消費者心理に与える影響について

著者情報

名前:明智 しおり
所属:高知工科大学マネジメント部
収録刊行物:不明

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色の好みと性格の関連性認識に関わる要因

著者情報

名前:大塚 聡子、根津 莉菜
所属:埼玉工業大学人間社会学部心理学科
収録刊行物:埼玉工業大学人間社会学部

◆この論文をチェックする

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まとめ|「色彩心理」で性格の一面を知ることができる!

さいごに、この記事でお伝えしたことをまとめると以下の通りです。

まとめ
  • 「色彩心理」とは、さまざまな色の性質、特徴、イメージなどを、どのように感じ心やからだに影響を受けているのかを、色彩とヒトに与える影響との関係性を心理学的に解明したもの
  • あなたの好みの色で、あなたがなりたい自分というのもわかる
  • 色がその人の性格を表すというよりは、性格の一面を示すものとして捉えるのが正解

同じ色をみたときに感じる感情は人それぞれ異なります。

また、同じ色でも人に与える印象も異なります。

色彩心理は性格を自分の今の感情を知ることができる手段のうちの1つでもあるのでぜひ試してみてくださいね!

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